Webサイトに対するユーザーテストを手軽に実施できるサービス「ON Search(オンサーチ)」の提供を、NOKIOOが2月25日に開始した。低価格の設定で、中堅・中小企業でもユーザーテストを手軽に実施できるのが特徴だという。
「ユーザーテスト」は、Webサイトやアプリを、ターゲットに近いユーザーが実際に閲覧し、その操作状況や視線動向を記録し、サイトの改善点を抽出・レポートするサービス。
「ON Search」は、ヒアリング、シナリオ設計から、被験者選定、専用スタジオでのユーザーテスト実施まで、一括で提供する。
テストの結果は、被験動画データ、アイトラッキングデータ(ヒートマップ、ゲイズプロット、クラスタマップなどの視線動向)、ユーザーアンケートとして納品する。サイトは、PCサイト・スマートフォンサイト両方に対応可能。
価格は、被験者3名によるテスト、モニタ動画データ、アイトラッキングデータ、アンケート結果などの一次データのみの「ライトプラン」が10万円(税別)。
これらにUXコンサルタントによる納品レポート(約50ページ)を加えた「ベーシックプラン」が20万円(税別)。テスト実施からレポート提出までは10営業日が必要。
参考リンク
Webユーザーテスト・アイトラッキング「ON Search」(NOKIOO)
NOKIOO
Web担先生と初心者君のやさしいニュース解説
しかも、スマホでも大丈夫だし。
でもね、実際には調査だけするよりも、専門家によるユーザー行動の洞察をセットにすることをオススメする。
というと?
ユーザー行動から「なぜこの人はこういう動きをしたのか」、その背景にあるものを洞察して有用な仮説とするのは、やはり専門家のスキルはすごいからね。
まぁ、何でも同じですよね。アクセス解析でも、同じデータを素人が見るのとプロが見るのとでは、そこから何を導き出すかが変わりますからね。
とはいえ、ユーザーがどんな風にサイトを使うかの様子は、ぜひWeb担当者さんや、さらには営業の人やマーケの人、製品開発の人とかにも見てほしいところだね。
あれ? プロに任せるんじゃないんですか?
分析して改善案を出すのはプロに依頼するべきだが、「ユーザーが、いかにこちらの思っていないことを考えて、想定外の行動をしているか」を実際に見ておくと、Webサイト運営に対する意識が変わって非常に良いんだ。
なるほどねー。
それを体験するのがどれくらい重要なことかは、実際に体験してみないとわからないのが難しいところなんだけどね。
※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました
ユーザーテストは高かったので、10万円で3人分の調査ができるなら、かなり安いね。