インターネット広告効果測定システム「アドエビス」において、「コンテンツマーケティング」の計測に特化した新プランの提供を、ロックオンが2月25日に開始した。
「コンテンツマーケティング」は、ブログ・ソーシャルメディア・動画などのコンテンツを、見込み客や既存顧客に対して提供することで、自社の利益につながる行動を起こさせる手法だ。
「アドエビス」の新プラン「コンテンツマーケティング計測プラン」は、過去の分析実績などをもとに設計したもので、アドエビス・SEOエビス・ViewThruエビスをセットで提供する。
さらに、専用の分析テンプレート3種もセットにして提供する。提供されるのは、次のもの。
- コンバージョンを可視化し、全体への貢献度合いを明らかにする「ビュースルーサマリー」
- 最も有効な媒体の組み合わせがわかる「CVフロー」
- コンテンツを見たユーザーがどれだけサーチ経由で流入しているのか、またどのようなキーワードが生まれているのかを見ることができる「ビュースルーサーチ」
「コンテンツマーケティング計測プラン」の利用料金は月額4万円より。アドエビス・SEOエビス・ViewThruエビスを別々で申し込むより月額3万円割安だという。新規申し込みから6か月間の適用で、以降は通常料金。
参考リンク
広告効果測定システム「アドエビス」コンテンツマーケティング計測プラン(ロックオン)
広告効果測定システム「アドエビス」(ロックオン)
ロックオン
Web担先生と初心者君のやさしいニュース解説
んー。ちゃんと説明しろと言われると、ちょっと……。
要は、「見ただけで、クリックなどの動作をしなかったこと」だと思うといい。
ふむふむ。
広告はクリックしてもらうためのものだから「クリック率」は気にするよね。
ですね。
でも、ブログなどのコンテンツにも、製品ページへのリンクを置いているよね。
はい。もちろんです。
じゃぁ、そのリンクがクリックされなかったら、コンバージョンへの影響はなかったとみなすべきなのかな?
とは限らないですよね。
そう。コンテンツを見て興味をもって、別の比較サイトやメディアでもうちょっと調べて、あとから検索エンジンで製品ページにたどり着くという行動を期待しているからね。
そう動いてくれるとうれしいですよね。
そういった行動を調べるために、「コンテンツは見たけれども、そこから製品ページへのリンクはクリックしなかった人」のその後の訪問などをチェックできるようにするのが「ビュースルー」だ。
なるほどー。
実際にはコンテンツに限らず、バナー広告などでもビュースルー効果を測定することもあるし、そういう風に調べないと、本当の広告の効果は見えてこないはずなんだ。
なるほどね。そういう考え方が、コンテンツマーケティングには大切なんですね。
そういうこと。
※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました
「ビュースルー」って、わかるかな?