Google アナリティクスを使うとどんなことがわかるの?(第2回)
前回の「第1回:私のホームページには、1日どのくらいの人が訪問しているの?※「はじめてWEB」は
サービスを終了しました」では、ホームページにどのくらいの人が訪問しているのかを知る方法として、アクセス解析ツール、Google アナリティクスをご紹介しました。
今回は、Google アナリティクスを使って、具体的にどんなことがわかるのかを紹介します。
それでは、「ユーザー」から見てみましょう。
ユーザー
どんなユーザーが訪問しているの?
「ユーザー」とは、ホームページに訪問するお客さまのことです。
「ユーザー」では、
- 年齢、性別
- 新規訪問か、リピーターか
- アクセスしている地域
- パソコンからアクセスしているか、スマホからか
といった情報を知ることができます。
なお、年齢・性別のデータを収集するためには、設定が必要です。
1日どのくらいのユーザーが訪問しているの?
1日どのくらいのユーザーが訪問しているか調べるときは、「ユーザー」の「サマリー」 を開きます。
「ユーザーサマリー」では、
- セッション数・・・訪問された回数
- ユーザー数・・・ユーザーの数
- ページビュー数・・・閲覧されたページ数
- ページ/セッション・・・訪問時に平均何ページ見られたか
- 平均セッション時間・・・訪問時に平均何分(何時間・何秒)滞在されたか
- 直帰率・・・1ページ見ただけで帰ってしまった割合
- 新規セッション率・・・新規で訪問された割合
などを知ることができます。
期間は、日単位、週単位、月単位、年単位で指定できます。
集客
どうやってホームページを知ったの?
どんなきっかけでホームページに訪問したかを知ることができます。
「集客」では、
- 検索されたキーワード
- 検索エンジンの種類(Googleや、Yahoo!など)
- ソーシャルの種類(Facebook、Twitterなど)
- 他のホームページを経由してきた場合、そのホームページのURL
- インターネット上に広告を出した場合、広告の効果
など、どんなきっかけ(流入経路)で、ホームページに訪問されたかわかります。
行動
どんなページが見られているの?
どんなページを見たか、どんな行動をしたかを知ることができます。
「行動」では、
- 人気があるページ
- 入り口になったページ
- 出口になった最後のページ
などがわかります。
コンバージョン
どのくらいの成果があったの?
「コンバージョン」では、「成果」がわかります。
成果というのは、
- 問い合わせ数
- 申し込み数
- 1回の訪問で何ページ閲覧してほしいか
- 1回の訪問で何分滞在してほしいか
といったことを、ホームページの「成果」として、管理することができます。
なにを成果とするのかは、事前に設定が必要です。設定方法は、今後連載の中で紹介しますが、先にご覧になりたい方は、私のブログを参考にしてください。
まとめ
はじめは情報がたくさんありすぎて、どこをどう見たらいいか迷ってしまうかもしれません。
まずは、
- どんなお客さまが
- どんなきっかけでホームページに訪問して
- どんなページを見てくれたのか
を調べてみましょう。
今後は、このデータを使ってホームページを改善する方法を紹介していきます。
次回は、「ユーザーが知りたい情報を増やしてホームページに集客する方法」です。
このコーナーのコンテンツは、KDDI提供の情報サイト「はじめてWEB」掲載の「エキスパート(専門家)コラム」の情報を、許諾を得てWeb担の読者向けにお届けしているものです。
※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました
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