はじめてWEBエキスパート(専門家)コラム はじめてのホームページ改善(全12回)

Google アナリティクスを使うとどんなことがわかるの?(第2回)

今回は、Google アナリティクスを使って、具体的にどんなことがわかるのかを紹介します。
※「はじめてWEB」は2020年10月13日をもってサービスを終了しました。

前回の「第1回:私のホームページには、1日どのくらいの人が訪問しているの?※「はじめてWEB」は
サービスを終了しました
」では、ホームページにどのくらいの人が訪問しているのかを知る方法として、アクセス解析ツール、Google アナリティクスをご紹介しました。

今回は、Google アナリティクスを使って、具体的にどんなことがわかるのかを紹介します。

それでは、「ユーザー」から見てみましょう。

ユーザー

どんなユーザーが訪問しているの?

「ユーザー」とは、ホームページに訪問するお客さまのことです。

「ユーザー」では、

  • 年齢、性別
  • 新規訪問か、リピーターか
  • アクセスしている地域
  • パソコンからアクセスしているか、スマホからか

といった情報を知ることができます。

なお、年齢・性別のデータを収集するためには、設定が必要です。

1日どのくらいのユーザーが訪問しているの?

1日どのくらいのユーザーが訪問しているか調べるときは、「ユーザー」の「サマリー」 を開きます。

「ユーザーサマリー」では、

  • セッション数・・・訪問された回数
  • ユーザー数・・・ユーザーの数
  • ページビュー数・・・閲覧されたページ数
  • ページ/セッション・・・訪問時に平均何ページ見られたか
  • 平均セッション時間・・・訪問時に平均何分(何時間・何秒)滞在されたか
  • 直帰率・・・1ページ見ただけで帰ってしまった割合
  • 新規セッション率・・・新規で訪問された割合

などを知ることができます。

期間は、日単位、週単位、月単位、年単位で指定できます。

集客

どうやってホームページを知ったの?

どんなきっかけでホームページに訪問したかを知ることができます。

「集客」では、

  • 検索されたキーワード
  • 検索エンジンの種類(Googleや、Yahoo!など)
  • ソーシャルの種類(Facebook、Twitterなど)
  • 他のホームページを経由してきた場合、そのホームページのURL
  • インターネット上に広告を出した場合、広告の効果

など、どんなきっかけ(流入経路)で、ホームページに訪問されたかわかります。

行動

どんなページが見られているの?

どんなページを見たか、どんな行動をしたかを知ることができます。

「行動」では、

  • 人気があるページ
  • 入り口になったページ
  • 出口になった最後のページ

などがわかります。

コンバージョン

どのくらいの成果があったの?

「コンバージョン」では、「成果」がわかります。

成果というのは、

  • 問い合わせ数
  • 申し込み数
  • 1回の訪問で何ページ閲覧してほしいか
  • 1回の訪問で何分滞在してほしいか

といったことを、ホームページの「成果」として、管理することができます。

なにを成果とするのかは、事前に設定が必要です。設定方法は、今後連載の中で紹介しますが、先にご覧になりたい方は、私のブログを参考にしてください。

まとめ

はじめは情報がたくさんありすぎて、どこをどう見たらいいか迷ってしまうかもしれません。

まずは、

  • どんなお客さまが
  • どんなきっかけでホームページに訪問して
  • どんなページを見てくれたのか

を調べてみましょう。

今後は、このデータを使ってホームページを改善する方法を紹介していきます。

次回は、「ユーザーが知りたい情報を増やしてホームページに集客する方法」です。

このコーナーのコンテンツは、KDDI提供の情報サイト「はじめてWEB」掲載の「エキスパート(専門家)コラム」の情報を、許諾を得てWeb担の読者向けにお届けしているものです。

※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました

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