NDA とは 意味/解説/説明 (エヌディーエー, ノンディスクロージャーアグリーメント) 【Non-Disclosure Agreement, 秘密保持契約】
自社の機密情報を外部に漏らしたり不正利用されたりすることを禁止するために締結する契約。
Non-Disclosure Agreementの略。一般には「秘密保持契約」と訳される。
企業が外部パートナーや他企業と協業する際に、自社の機密情報を外部に漏らしたり不正利用されたりすることを禁止するために締結する契約を指す。
近年、企業の機密情報が海外や他企業に漏洩する事件が増加している。またSNSなどでカジュアルに情報が漏洩するケースも目立っている。NDAはこうした行為を未然に防ぎ、万が一の場合に損害賠償などを可能とするものだ。また不正競争防止法などで保護されない権利についても、NDAに明記することで行為を制限することができる。
契約内容には、守秘すべき情報の定義、その利用目的、管理方法、守秘期間、損害が生じた場合の義務などが規定される。NDAの締結は大企業や大規模事案だけでなく、中小企業あるいは個人のビジネスでも拡がっている。秘密情報の適切な扱いにおいて大切であり、今後はさらに一般化していくと考えられる。