NTTPCがレンタルサーバー「WebARENA 」で料金据え置いて拡張した「SuiteX」提供へ

NTTPCコミュニケーションズは同社のレンタルサーバーサービス「WebARENA Suite2」を大幅に拡張した新サービス「WebARENA SuiteX」を2月12日提供開始する、と1月24日発表した。SuiteXは、ディスク容量を10GBにするとともにセキュリティを強化。月額料金はSuite2と同額で、クレジットカード支払いが3360円、請求書・口座振替支払いは4200円。初期料金は3150円。キャンペーンとして、SuiteXの新規加入で月額基本料金1ヵ月分を無料にし、同社のドメイン登録サービス「名づけてねっと」とSuiteXをセットで申し込むと初期料金を無料にする。

WebARENAは、1997年に開始したデータセンター、レンタルサーバーサービス。4万2000を超えるユーザーが利用しているという。現行のSuite2は、SOHOや中小企業向けに独自ドメインのウェブとメールに必要なサービスをパッケージにしたホスティングサービス。メールアドレス数無制限、Symantecのメールウイルスチェックと迷惑メールフィルタの標準提供などの特長がある。今回提供を始めるSuiteXは、Suite2を大きく拡張。100MBだったディスク容量を10GBにした。増設は最大40GBまで可能。

さらにセキュリティを強化し、ファイアウォールを標準装備してサービスに使用しないポートをブロック。ユーザーごとに独自のセキュリティポリシーが設定できるサービスの提供も予定している。また、インターネットからレンタルサーバーへの通信に対し、IPSによる攻撃検知を実施。攻撃のパターンに合致した通信を自動的に遮断するオートプロテクション機能を標準装備した。さらに全サービスの通信暗号化に対応。すべてのユーザーの全データを1日1回バックアップし、ストレージの障害にも備える。

レンタルサーバーとしての機能も強化。10個までのドメインを同時に利用できるマルチドメインに対応。Suite2で対応していたPerl/Ruby/PHPの各種言語を最新バージョンに更新すると同時に新たにPythonにも対応した。このほか、POP3に加えてIMAPも利用可能にし、迷惑メール対策として送信ドメイン認証に対応した。

NTTPCコミュニケーションズ
http://www.nttpc.co.jp/

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