Notionが業務を自動化する「Notion AIエージェント」を組み込んだ「Notion 3.0」発表

複数の工程がある業務全体を実行、複雑な作業も処理して完了、各人の仕事スタイル学習

コラボレーションソフトウェア「Notion(ノーション)」を展開する米国Notion Labsは、業務を自動化するAI(人工知能)エージェント「Notion AIエージェント」を組み込んだ「Notion 3.0」を9月18日(米国時間)に発表し、日本法人のNotion Labs Japanが日本語訳を9月19日に公表した。Notion AIエージェントは業務遂行をサポートするだけでなく、実際のチームメンバーのように複数工程からなる業務全体を実行して完了できる。

AIエージェント「Notion AIエージェント」の提供開始を発表

AIエージェントは単に問いに回答するだけでなく、複数ページの編集やデータベース全体の更新など複雑な作業も処理。Notionと連携したアプリやWeb上の情報も適切なコンテキスト(文脈)を取得して、プロジェクト管理ポータルの構築や資料作成、定期報告書を自動生成する。会議の調整や文書作成、繰り返しのタスクに時間を費やすのではなく、重要な意思決定や創造的な仕事、より良い関係構築に多くの時間を使えるようになる。

「Slack」や「Googleドライブ」など外部ツールとの連携やWeb検索で必要な情報を正確に見つけ出す。アクセス権のある情報だけを使用することに加え、データベース検索機能の強化で複雑な情報を数秒で分析し、より速い意思決定を支援する。プロフィールページでエージェントの動作(回答方法、データの保存場所、参照すべき情報など)を指定して仕事スタイルを学習し、各人に合った動きをするAIとして業務にAIを自然に組み込める。

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