アジア8カ国・地域の母親のネット利用動向、日本人母親の商品情報源1位はショッピングサイト
マイクロソフトの広告事業部門のマイクロソフト アドバタイジングと、スターコム・アジアグループは共同で、日本を含むアジア8カ国・地域の母親たちのネット利用動向に関する調査結果を公表した。それによると、日本の母親たちが商品情報を得る情報源の1位はショッピングサイトで69%だった。調査は2009年11月から2010年1月にかけて実施、対象はアジア8カ国(日本、中国、インド、香港、シンガポール、マレーシア、台湾、韓国)に住むインターネットユーザーで、子供を持つ20-49歳の母親。対象者数は2859人。うち日本人は301人。調査の詳細は今秋に公表予定。
日本の母親たちが商品情報を得る情報源は、1位がショッピングサイトで69%、2位が友人・家族・同僚で65%、3位が価格比較ウェブサイトで60%、4位が検索エンジンで57%。テレビは6位で49%だった。このことから、他のメディアよりネットを重視していることがわかった。よく利用する情報源の半数以上がオンラインツールやサイトで、他の国に比べて高い傾向だった。また、オンラインショッピングの利用率も68%と高かった。
8カ国共通の傾向として、母親たちは、商品やブランドについての会話を積極的にする傾向にあり、80%は「良いブランドは、話題にする価値がある」と考えていることがわかった。商品購入を決定する際の情報源は「最もよく利用するのは、友人、家族、同僚など身近な人たちによって構成されたオンラインのネットワーク」と58%の母親たちが回答、「オンラインのカスタマーレビュー」の46%を上回った。また、母親たちのオンライン活動は、子供の年齢によって異なり、子供が成長するにつれてオンラインでの活動も次第に広がっていくことが分かった。
調査対象の母親の3分の2以上が「過去一年以内にオンラインで商品を購入した」経験があり、約70%が「この先1年以内にオンラインで商品購入を考えている」と回答した。家族や子供のためのオンラインショッピング利用率が最も高かったのは中国で87%。次いで韓国82%、日本68%だった。
マイクロソフト アドバタイジング
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