仕事に対するモチベーション、Z世代は「給与」と「やりたいこと」で価値観が二極化【MENTAGRAPH調べ】
MENTAGRAPHは、「仕事に対するモチベーション」に関する調査結果を発表した。全国の20歳~65歳のビジネスパーソン500人が回答している。
「給与はモチベーション向上に直結」半数以上
「現在の仕事に対して、モチベーションはありますか」と聞くと、「ある」と回答した人は33.8%で、「ない」36.0%を下回った。30.2%は「どちらでもない」と回答している。

「仕事のモチベーションを向上させる要因」では、やはり「給与」54.2%が最多。以下「評価(出世・昇進など)」38.6%、「仕事のやりがい」38.0%が続いた。
これを「仕事のモチベーションがある人」と「ない人」で比較すると、モチベーションのある人ほど「仕事のやりがい」(モチベーションあり:50.3%・モチベーションなし:37.2%)、「クライアントやお客さんからの評価や感謝」(モチベーションあり:29.6%・モチベーションなし:19.5%)、「自己成長」(モチベーションあり:33.7%・モチベーションなし:20.1%)をあげる傾向が見られた。

「仕事が楽しい」「やりがいを感じる」「やりたい仕事である」という3つの項目には相関関係があり、「現在の仕事を楽しいと感じる」人の85.5%が「やりがいを感じる」と回答し、「仕事を楽しいと感じない」人の84.0%が「やりがいと感じていない」と回答している。
モチベーションとやりがいについても、「現在の仕事にやりがいを感じている」人の64.3%は「モチベーションがある」と回答し、「やりがいを感じていない」人の82.94%が「モチベーションがない」としている。


「職業を選択するうえでのスタンス」を世代別で見ると、20~25歳では「やりたい仕事内容でないとやりたくない」30.0%、「やりたい仕事でなくても、給与さえもらえればよい」26.0%と二極化の傾向が見られた。一方、26歳以上だと「やりがいを感じられればよい」がどの世代でも最多だった。

調査概要
- 【調査対象】20~65歳のオフィスで働くビジネスパーソン
- 【調査方法】インターネットによるアンケート調査
- 【調査時期】2024年12月5日~11日
- 【有効回答数】500人
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