ドコモ・ドットコム、スマホコンテンツ利用動向調査で有料コンテンツの利用条件は「価格」と「ユーザーからの評価」
NTTドコモの100%子会社でモバイル関連のコンサルティング、プロモーション企画を行うドコモ・ドットコムは、全国のスマートフォンユーザーを対象に「スマートフォンコンテンツ利用動向調査」を実施。1月26日、調査結果を発表した。今回の調査では約6割のユーザーがいまだにスマートフォンでコンテンツを購入したことがないと回答した。有料コンテンツの未利用者に、どのようなコンテンツならお金を支払ってもよいと思うかを質問したところ回答が多かったのは「価格が安くて購入しやすい」が36.1%、「ユーザーからの評価が高い」が22.8%だった。また調査対象中、フィーチャーフォンでは有料コンテンツの購入経験があり、スマートフォンでは購入経験のない層の23%は「以前、フィーチャーフォンで使っていたサイトがスマートフォンに対応したら」と答え、フィーチャーフォンコンテンツのスマートフォン対応を望む声が高いことが分かった。2011年8月4~6日に1次調査を、9月22~26日に2次調査を行い、全国の15~59歳の男女で個人使用のスマートフォンを所有しているユーザーを対象に、インターネットを利用して調査を実施。有効回答数は1次調査が2149、2次調査は2062だった。
調査では対象となったユーザーをフィーチャーフォンを所有していたころとスマートフォンを所有してからのコンテンツの購入状況を軸にA~Dの4グループに分類し、各グループごとの趣味嗜好(しこう)、ライフスタイルなどのデータを加え、今後、どの層にどのようなコンテンツが受け入れられるかを探った。現在使用中のスマートフォンと過去に使用していたフィーチャーフォンの有料コンテンツの購入状況による分布は、グループA(スマートフォンとフィーチャーフォンの両方で購入経験あり)が25.4%、グループB(スマートフォンのみ購入経験あり)が14.4%、グループC(フィーチャーフォンのみ購入経験あり)が19.2%、グループD(両方とも購入経験なし)が41%だった。グループCは女性の割合が高く、グループAとCは平均年齢が若く、独身者の割合が高かった。
ドコモ・ドットコム
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