博報堂が九州支社と福岡の子会社・西広の事業を統合、新会社「九州博報堂」4月に設立

両社の強みを融合させて九州の事業強化、高度化・複雑化するクライアントの課題に対応

博報堂は、同社の九州支社(福岡市博多区)と、博報堂が6月に資本参加して子会社にした広告会社、西広(福岡市中央区)の事業を統合し、2020年4月1日に新会社「九州博報堂」を設立する、と12月16日発表した。本社は、現在の西広の所在地に置く。博報堂と西広の強みを融合させて九州地区の事業強化を推進していく。

九州博報堂は資本金6000万円で社員数は200人を予定。経営体制は2020年3月上旬までに公表する。東京、北九州、筑豊、大分、長崎、佐賀、熊本、鹿児島の支社を設置。地域に根差した営業力と、生活者データ、デジタルマーケティングの最新ソリューションを生かし、高度化・複雑化するクライアントの課題に対応する。

西広は、ブロック紙を発行する西日本新聞社(福岡市中央区)グループの総合広告会社として1950年に創業した。博報堂の出資によって、西広が持つ九州に密着したビジネス展開力と、博報堂の生活者発送やデジタルマーケティングのノウハウを組み合わせた協業を進めた。統合することで課題解決力を高めることにした。

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