メルマガの配信停止・解約、最も意識するタイミングは「配信頻度が高すぎる時」【アースダンボール調べ】

「自発的に登録してくれた人が多いのに、実際には読まれていない」というメルマガの実状が判明。

段ボール通販サイト「ダンボールA」を運営するアースダンボールは、「メルマガ」に関する意識調査の結果を発表した。

メルマガは「キャンペーン目的」での登録が過半数、自発的に登録した人が多数派

まず「メルマガを受信した経験があるか?(有料・無料問わず)」を聞くと、「ある」は76.0%。「メルマガを登録している業界」を聞くと、「旅行・交通」30.1%、「エンターテイメント」28.8%、「美容・服飾」26.6%が上位だった。「農業・食品サービス」16.9%、「電化製品」15.8%も一定数存在する。

「メルマガはどのような内容が多いか?」を聞くと、「キャンペーン」51.7%が過半数を占める。以下「商品情報」19.6%、「セール」18.7%、「ブログ」9.0%が続いた。クローズドなイベントや優待販売など、公式やSNSでは入手しにくい、登録者向けキャンペーン情報の入手が主目的のようだ。 

一方で「メルマガに関するイメージ」を聞くと、「役に立つ」34.2%、「うっとうしい」32.8%、「広告色が強い」19.7%、「特に何も思わない」18.8%、「欲しいものが見つかる」16.8%、「面白い」14.3%など、ポジティブ・ネガティブ双方に意見が分散した。

あわせて「メルマガを登録する理由」を聞くと、「登録が必須だったから」37.7%、「有益な情報が得られるから」30.8%、「最新情報をいち早く手に入れたいから」18.1%が上位。“商品購入時・キャンペーン参加時などのユーザー登録の一環で、仕方なくメルマガも登録した”という感覚の人が4割近くいるが、“お得情報や限定情報が手に入るから、自発的に登録した”という意見はそれを上回っている。

配信されたメルマガ、3人に1人がほとんど読んでいない

ただし「配信されたメルマガを読んでいるか?」と聞くと、「読まずに削除」9.5%、「ほとんど読まない」33.9%、「途中まで読む」41.5%などとなっており、開封率も読了率も相当に厳しい結果となっている。「自発的に登録してくれた人も多いのに、結局、実際には読まれていない」のが実状だ。

「メルマガの配信停止や解約をしてしまうタイミング」を聞くと、「配信頻度が高すぎる時」32.6%、「メルマガの内容が期待していたものと違う時」26.0%、「内容が全然面白くないと思った時」20.9%と、内容より前に配信頻度が問題視されていた。「真夜中など変な時間帯での配信が続いた時」4.8%、「配信頻度が低すぎる時」2.8%という回答もあり、配信頻度の定期的な見直しは必須だろう。

最後に、「思わず目を惹かれたメルマガやDM」「メルマガにどのような情報を求めるか」を自由回答で聞くと、以下のような意見があがった。

  • 商品紹介は最低限で、アドバイスや使い方のレクチャーなど役立つ内容が多いもの。
  • 商品使用体験レポート。
  • ストーリー性があるもの、コラムなどエンタメ性があるもの。
  • 店舗では手に入りにくい商品の案内。
  • 自分でカスタマイズして、必要な情報だけを届けてくれるタイプのメルマガ。

など。

調査概要

  • 【調査対象】全国20代~50代の男女
  • 【調査方法】インターネット調査(モニター提供元:ゼネラルリサーチ)
  • 【調査期間】2020年10月5日
  • 【有効回答数】1,034人
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