2022年卒の学生が注目する企業、新型コロナウイルスの影響を超えて「伊藤忠商事」が1位に【文化放送CP調べ】
商社・金融系があらためて注目を集める、航空・旅行系はランクダウン。
2020/11/10 8:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
文化放送キャリアパートナーズ(文化放送CP)の就職情報研究所は、2022年卒業予定の学生を対象に「企業注目度」を調査した結果を発表した。現大学3年生、現大学院1年生が、志望企業を1位から5位まで選択して投票を行い、順位ごとに5点~1点を配点し、その合計で順位を算出した。総投票数は28,792票で、有効回答は9,022。
商社・金融系があらためて注目を集める、航空・旅行系はランクダウン
まず、2022年卒の学生(現大学3年生、現大学院1年生)の就活を巡る動きとしては、コロナ禍の影響により、インターンシップや説明会といったイベントの延期・中止・規模縮小が相次いだ。
航空・旅行系は、ネガティブな業績・採用計画を早々に表明しつつも、露出の減少や不透明感から、軒並み順位を下げた。一方、Web・オンラインを活用したセミナーに力を入れる企業もあり、商社・金融系は総じて注目を集めた。
こうした動向の結果、本調査では2021年卒では6位だった「伊藤忠商事」が、注目度1位となった。2位も商社である「三菱商事」がランクインした(2021年卒調査:11位)。さらに3位・4位に「日本生命保険」「大和証券グループ」がライクインするなど、かなりの変化が伺える結果となった。
調査概要
- 【調査対象】2022年春入社希望の「ブンナビ!」会員(現大学3年生、現大学院1年生)
- 【調査方法】調査主体:文化放送キャリアパートナーズ 就職情報研究所
- ※文化放送キャリアパートナーズ運営の就職サイト「ブンナビ!」上でのWebアンケート
- ※文化放送キャリアパートナーズ主催の就職イベント会場での紙・アプリアンケート
- ※投票者1名が最大5票を有し、志望企業を1位から5位まで選択する形式、順位ごとに5点~1点を配点し、その合計で順位を算出。
- 【調査期間】2020年4月1日~9月30日
- 【有効回答数】9,022(うち男子3824・女子5198/文系7478・理系1544)(総得票数28,792票)
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