2022年度のマーケティングは攻勢に、過半数が「顧客招待リアルイベント」開催を目指す【コムエクスポジアム調べ】

「オウンドメディアの充実・強化」「顧客とのコミュニケーション頻度の向上・関係強化」に予算投入。

コムエクスポジアム・ジャパンは、「2022年の取り組み」について企業の広告・マーケティング担当者にアンケートした結果を発表した。同社が主催する国際カンファレンスなどの参加者85人が回答している。

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2022年度の広告マーケティング予算は4割超が増加見込み

まず「2022年度の広告マーケティング予算の増減予定」について聞くと、「大幅増加」9.5%、「増加」13.1%、「微増」17.9%となり、40.5%が増加を示唆した(前年度は38.3%)。コロナ禍の沈静化を待って、今年度は攻勢のマーケティングに打って出る見込みだ。

2022年度の広告マーケティング予算の増減予定について

具体的に「注力したい施策」を聞くと、「顧客を招待したリアルイベントの実施」57.1%が半数を超え、「イベントスペースを利用したタッチ&トライ施策」31.0%がそれに続いた。コムエクスポジアム・ジャパン主催のイベント参加者を対象とした調査だったため、回答が偏った可能性があるが、コロナ禍でなかなか開けなかったリアルイベントを志向している担当者は多いと考えられる。一方で「特に変わらない」27.4%、「新商品・新サービスのローンチ時期の見直し」20.2%も一定数存在した。

新型コロナウイルスの影響が低下し、本格的にリオープニングとなった場合、注力したい施策は?(複数選択可)

「この先1年で重要度が増し、注力する・予算を振り向ける施策」を聞くと、「オウンドメディアの充実・強化」「顧客とのコミュニケーション頻度の向上・関係強化」「コンテンツマーケティングの強化」などが上位だった。ソーシャル活用をあげる声も多かった。「消費者の行動が大きく変わったからには売り方や伝え方を変えていくべき」という考えが背景にあり、その他DXやNFT、メタバースに言及した企業もあったという。

この先1年で重要度が増し、注力する・予算を振り向ける施策は?(4つまで)

調査概要

  • 【調査対象】「ad:tech tokyo」「Brand Summit」「Commerce Summit」「ad:chan」などに2021年に参加した企業の広告・マーケティング担当者
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2021年12月8日~15日
  • 【有効回答数】85名
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