ビジネス用チャットツール「Slack」がナレッジ共有に関する新機能の追加を発表

「Slack AI」「自動化」「リスト」、Slackを活用することで新しい働き方を実現

CRM(顧客管理)ソリューション事業の米国Salesforceの日本法人、セールスフォース・ジャパンは、ビジネス用チャットツール「Slack」がナレッジ(知識)共有に関する新たな機能の追加を発表した、と9月7日公表した。新機能は「Slack AI」「自動化」「リスト」となり、Slackを活用して新しい働き方を実現し、生産性を高められるという。

Slack AIは、Slackの対話型インターフェースに人工知能(AI)を組み込むことで作業を効率化する機能。チャンネルの要約、スレッドの要約、回答の検索に活用できる。Slack AIが顧客データをモデルトレーニングに利用することはなく、Slackのユーザー企業間でのデータの共有もされない。今冬にパイロット版の提供を始める予定となる。

自動化は、ワークフロービルダーで業務を自動化する機能。複数のツールを数クリックで1つのワークフローに統合できる。新しいワークフロービルダーは、Slackの有料プランで一般提供を開始している。リストは、会話の流れの中で業務を管理、トラッキング、優先付けできる機能で、今冬にパイロット版を提供し、2024年に一般公開する。

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