24年卒学生が見た「新卒採用力」、大手金融機関が上位になるなか初のランキング1位となった企業は?【ダイヤモンドHR調べ】

就職・採用は早期化が加速、引き続き売り手市場に。

ダイヤモンド・ヒューマンリソースは、「新卒採用力ランキング調査」の結果を発表した。2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生817人が回答している。

この調査では、企業の採用広報、選考活動を(1)ホームページ (2)インターンシップ類 (3)パンフレット・入社案内 (4)メール・SNS (5)セミナー・説明会 (6)先輩社員・懇談会 (7)選考・面接の7つの分野にわけ、学生からの評価をポイントとして集計した“企業の好感度ランキング”となっている。

トップ10のうち8社をど大手金融機関が占める

その結果、前年2位だった「明治安田生命保険」が初の1位を獲得した。明治安田生命保険は、選考・面接部門で1位となった他、パンフレット・入社案内、セミナー・説明会、先輩社員・懇談会の3部門で2位、インターンシップ類、メール・SNS部門で5位とバランスよく学生の支持を集めたとのこと。

以下「日本生命保険」「大和証券グループ」が続く。トップ10を見ると、生損保、証券、メガバンクなど大手金融機関が8社を占めている。

総合1~20位

分野別で見ると、「ホームページ」では三井住友銀行が2011年以来12年ぶりの1位だった。デザイン性と豊富な情報量が評価されたという。

一方「インターンシップ類」では、6年連続で三井住友海上火災保険が首位。仕事に対する理解をうながず内容が幅広く支持された。

「SNS・メール」では、「Sky」が2年連続1位だった。X(旧Twitter)、YouTube、TikTokなど学生になじみの深いメディアで積極的に情報を発信していることが高い評価につながっている。

調査概要

  • 【調査対象】現在就職活動中もしくは就職活動を終了した、全国の国公立107大学 私立24大学 の大学4年生と大学院2年生
  • 【調査方法】ウェブ入力フォームより記名回答
  • 【調査時期】2023年3月23日~6月30日
  • 【有効回答数】817名
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