マンガ・アニメのキャラ人気、「ONE PIECE」の認知が近年で大きく増加。一方で好感率が増加したキャラは?【NRC調べ】

代表的な国内マンガ・アニメキャラクターについて認知度・好感度を調査。

日本リサーチセンターは、「第11回NRC全国キャラクター調査」の結果を発表した。同社では、2014年から毎年自主調査企画として「NRC全国キャラクター調査」を実施。第11回目の今回は合計61種のマンガ・アニメキャラクターを調査し、代表的なものについて認知率と好感率を発表。全国の15~79歳男女1,200人が回答している。

認知度トップはアンパンマンをドラえもんが超える

この調査では代表的な国内マンガ・アニメのキャラクター15種を提示し、このなかで「知っているもの」「好きなもの」をすべて選択してもらった。その結果、「知っているもの」(認知率)では「ドラえもん」が最多。以下「それいけ!アンパンマン」「クレヨンしんちゃん」が続いた。

さらに「ルパン三世」「ちびまる子ちゃん」「となりのトトロ」「ゲゲゲの鬼太郎」「名探偵コナン」は認知率が9割を超えている。

次に「好きなもの」(好感率)では、「ドラえもん」を「となりのトトロ」が上回った。いずれも3割を超えるが、認知率と好感率は微妙に一致しないようだ。

そこで認知率と好感率を性年代別で見ると、「Dr.スランプ」が40代~50代で9割超え。逆に40代以下では「鬼滅の刃」「ONE PIECE」が9割超えだった。

一方で好感率は、「ドラえもん」「それいけ!アンパンマン」が70代で最も高く、「ちびまる子ちゃん」も60代~70代で高い。また男女別では、「となりのトトロ」「ドラえもん」「名探偵コナン」「それいけ!アンパンマン」「ちびまる子ちゃん」が男性より女性の人気が高かった。

なお過去調査と比較すると、「ONE PIECE」の認知が近年で16ポイントも増加。好感率は「名探偵コナン」が大きく増加していた。

調査概要

  • 【調査対象】全国の15~79歳男女個人
  • 【調査方法】NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)調査員による個別訪問留置調査、キャラクターはすべて名前のみで、イラストや写真は提示していない
  • 【調査時期】2024年7月14日~27日
  • 【回答数】1,200人
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