電通が企業と消費者の双方に最適な価格構築を支援、物価高を考慮した商品価格を検証

「Marketing For Growth With Pricing」、商品力を高める価値創出と価格運用を目指す

電通は、物価高を考慮しながら商品価格の妥当性を検証し、企業と消費者の双方に最適な価格の構築を支援する「Marketing For Growth With Pricing」を開発して1月14日から提供を始めたと発表した。マーケティング分野の知見を生かして商品・サービスで形成されたブランドイメージや価格・需要との関係性を分析。価格戦略の策定に向けて、商品力を高める価値の創出と最適な価格の運用を支援する。

消費者が商品・サービスに対して想起する価格(RP)と販売価格(LP)の関係図

「洗剤・柔軟剤」「ヘアケア」「アイスクリーム」「ビール」の4つのカテゴリーで独自調査を実施。消費者の「頭の中の価格イメージ」と「購入実態」を分析した。これによって顧客が自社の商品やサービスの現在の立ち位置や、同価格帯の商品群における優位性を把握する「価格戦略策定の手法」を独自に構築した。調査結果を踏まえて「単価」に寄与する評価項目を定量化し、「需要」以外の新しい売り上げ創造を支援する。

原材料費や人件費の高騰で商品・サービスの価格は上昇傾向だが、「価格に見合っていない」と感じて買い控えや他社製品へ買い替えられるものと、消費者離れが起きにくいものが存在する。コミュニケーション戦略によってブランド価値を高めると、消費者の「想起する価格」の向上と需要の創出が期待できるので、マーケティング活動で「価値があるからこの価格になる」と納得され、購買につながる仕組みを目指す。

調査・分析結果の一部
調査・分析結果の一部
「Marketing For Growth With Pricing」でできること
この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

TD
SEOにおいて重要とされる要素を指した語。T(Title)はtitleタグ、D( ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]