ネット誹謗中傷「されたことある」人が約3割、その犯人は○○が最多だった!【弁護士ドットコム調べ】
弁護士ドットコムの研究機関である「プロフェッショナルテック総研」は、「インターネット・SNS上の誹謗中傷」に関する調査結果を発表した。弁護士ドットコムの一般会員1,329人が回答している。
誹謗中傷を見かけた人の3割が「SNSの運営などに通報」
まず「ネット・SNS上で誹謗中傷の被害を受けたことがあるか」を聞くと、29.8%が「ある」と回答。じつに3割の人が誹謗中傷を受けていた。
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その内容を把握するため「誹謗中傷の被害の内容」も聞くと、「容姿や性格、人格に関する悪口」66.9%が最多で、「ウソの情報を流された」51.3%、「個人情報をさらされた」28.3%、「脅迫された」19.7%などが続く。誹謗中傷を主張する場合、一般的な批判を主観的に被害だと判断する人も多いが、実際には悪質なものが多いようだ。
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ではその犯人である「加害者」について聞くと、「面識のない第三者」40.7%が最多。以下「加害者を特定できなかった」26.8%、「SNS上のみつながりがある人」23.0%、「友人・知人」17.9%、「職場の同僚」9.8%などが上位。まったく面識がないからこそ過激な攻撃をする人が多い一方、友人・同僚など匿名を隠れ蓑に誹謗中傷する人も3割近く存在するようだ。
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一方「ネット・SNS上で誹謗中傷(自分自身でなく他者に対する投稿)を見たことがあるか」を聞くと、77.6%が「ある」と回答。「誹謗中傷を見かけた後、動のような行動をとったか」では、「何もしなかった」63.9%が最多の一方、「SNSの運営などに通報した」33.5%、「加害者に対して投稿が誹謗中傷にあたると伝えた」6.6%、「警察に通報した」2.3%と、誹謗中傷に対して毅然と対応する人も多かった。
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調査概要
- 【調査対象】弁護士ドットコムの一般会員
- 【調査方法】弁護士ドットコムの一般会員にウェブアンケートを実施
- 【調査時期】2024年12月11日~25日
- 【有効回答数】1,329人
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