「デジタル経済への信頼度」を初調査、グローバル比較で日本は最下位に【Checkout.com調べ】
デジタルプラットフォームに対する消費者の信頼度を測定しランク付け。
6/3 8:30 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
Checkout.comは、「デジタルエコノミー信頼指数」に関する調査結果を発表した。中国/アラブ首長国連邦/サウジアラビア/エジプト/ニュージーランド/ブラジル/オーストラリア/スペイン/アメリカ/イギリス/カナダ/オランダ/スウェーデン/ドイツ/フランス//日本の16か国について、デジタルプラットフォームに対する消費者の信頼度を測定しランク付けを行った。
日本の消費者は「生体認証ツール」「ブロックチェーン」「AI」に対する信頼度が低い
その結果、「デジタル経済への信頼度」は、「中国」が10点満点中8.6点で1位。以下「アラブ首長国連邦(UAE)」「サウジアラビア」「エジプト」と中東諸国が続いた。一方、デジタル化とEコマースの高い普及率にもかかわらず、「日本」はわずか2.6点にとどまり最下位だった。
今回調査した18の調査指標のうち、「新しいテクノロジーによって決済がより安全になる」という信頼と「AIツール」に対する信頼で、総合的な信頼スコアともっとも密接に相関していた。
1位の中国は、デジタル経済に対する信頼性でリードしており、「新しい決済方法」「生体認証によるセキュリティ」「新しいテクノロジーによって決済がより安全になる」に対する信頼性の指標で満点だった。

すべてのヨーロッパ諸国は、「デジタル・ウォレットの利用」に関して非常に低く、満点の中国との差が目立った。日本は、「不正被害の経験」「オンラインチェックアウトのセキュリティへの信頼」は10点満点ながら、「生体認証ツール」「ブロックチェーン」「AI」などその他の多くの指標において1.0点が多く、総合点で最下位にとどまった。
調査概要
- 【調査対象】中国/アラブ首長国連邦/サウジアラビア/エジプト/ニュージーランド/ブラジル/オーストラリア/スペイン/アメリカ/イギリス/カナダ/オランダ/スウェーデン/ドイツ/フランス//日本の16か国
- 【調査方法】デジタルプラットフォームに対する消費者の信頼度を測定し、デジタル経済におけるセキュリティ、透明性、ユーザーエクスペリエンスに基づいてランク付け
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