5月でもう夏バテの人が発生中!「休んでも疲れがとれない」にどう対処?【Job総研調べ】
パーソルキャリアが運営する調査機関「Job総研」は、「2025年 休み方実態調査~悩み編~」の結果を発表した。夏バテの早期化、休み方の悩み、休み方の理想と実態、仕事への影響などについて、全国男女(20~50代)378人が回答している。
6割が休息に課題、“疲れが取れない”との声が多い
まず「5月時点で“夏バテ”を実感するか」と聞くと、「とてもそう思う」5.3%、「そう思う」14.3%、「どちらかといえばそう思う」24.9%で、4割以上がすでに夏バテを感じていた。近年は5月でも暑い夏日が発生しており、梅雨以前に“夏バテ”を感じ出す人が多いようだ。「ある」と回答した168人に仕事への影響を聞くと、「眠気・だるさで効率が落ちる」60.7%、「やる気が出ない」53.6%、「集中力が続かない」50.0%といった声が多い。

「休み方について悩むことがあるか」と聞くと、「とてもある」10.3%、「ある」16.1%、「どちらかといえばある」31.2%で、計57.6%が「ある」としている。具体的に悩みの内容を聞くと、「十分に疲労感が取れない」60.6%が最多で、「土日でリフレッシュできない」50.5%、「仕事のことが頭から離れない」38.1%が上位だった。

そこで「理想の休み方」「実際の休み方」を聞くと、いずれも「家でゆっくり過ごす」が6割超で最多。2位は違いがあり、理想の休み方2位は「外食やレジャーに出かける」59.3%、実際の休み方2位は「何もせず寝る・休む」36.5%となった。アクティブに過ごしたいが実際は家でノンビリする人が多いようだ。

「理想の休み方が及ぼす仕事への影響」を聞くと、9割超が「やる気が高まる」と回答。「休むことも仕事のうちか」と聞くと、7割近くが「そう思う」と回答している。年代別で見ると、「休むことも仕事のうち」と考えているのは20代が70.2%で最多。以下30代69.6%、40代68.2%、50代67.1%となっており、年代が低いほど割合が上がる傾向が見られた。

調査概要
- 【調査対象】相談サービス「JobQ Town」登録者の20~50代男女
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査時期】2025年5月2日~7日
- 【有効回答数】378人
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