WEBサイトで使えるかもしれない心理学(low-ball technique)

WEBサイトで使えるかもしれない心理学(low-ball technique)
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WEB心理学シリーズ第15弾です。 今回は「low-ball technique」を取り上げます。

low-ball techniqueとは

最初に取りやすい低い球筋を投げ、その後徐々に高い球筋のボールに上げていくと、高い球筋のボールでもキャッチできるようになることに由来しています。 最初に安い金額を提示されていながら、いろんなオプションを付けて最終的には予期せぬ金額になっていたことはないでしょうか。

  • 魅力的な価格を提示
  • 買うことを宣言させる
  • 追加のなければならない要素を提示する

というような順で行われることが多く、一般に人は一度OKを出したものを翻すことを避ける傾向があることを利用したテクニックです。

WEBサイトでの活用方法

フォームの最後に欲しい情報をもっていくなどの手法があるかもしれません。 フォームをSTEP分けしているケースや、ソーシャルログインなども活用できる手段の一つかと思います。 なお、ABテストツールを提供するOptimizelyでは以前、トップページにURLを入力させる項目を設け、実際にバリエーションを登録させるまで会員登録なしで実施できました。 http://www.skuare.net/article/wp-content/uploads/2015/09/phy-lowball-tec... サービスの利便性を確認してもらって、やる気になったところで初めて登録に向かわすフローとしていました。 心理的な障壁が低いものを先にし、目的とするゴールを確実に獲得できるか考えてみたいものです。

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