今さら聞けないCPA(顧客獲得単価)とは?目標CPAの決め方を丁寧に解説
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広告を運用するとなると考えるべきこと、決めるべきことは無数にあり、それぞれ商品やサービスを理解して確認していかなければいけません。
- どんなキーワードで広告を出すのか
- どのような広告を作成するのか
- ターゲットはどんな人を意識するのか
上記のようなことをアカウント作成時に考えるかと思います。ただ、それよりも優先して考えなければならないのは広告運用をするときに基準となる指標です。
指標にすべきものもいくつかありますが、初めて広告を出される方を対象に、広告費の決定や日別の予算にも関係のある目標 CPA についてこの記事で解説していきます。
運用型広告は何を目標にして広告運用すべきか?
広告を出して得られるデータには、広告の表示(インプレッション)やクリック数、CTR(クリック率)などがあります。そんなデータの中の1つに CPA(顧客獲得単価)があります。
CPA(Cost Per Acquisition)は、購入や問い合わせなどのコンバージョン1回を獲得する単価を指します。広告運用をするときは、指標に CPA を選ぶことが多くあります。
Google 広告や Yahoo! 広告などの運用型広告を出すときは、購入や問い合わせ、資料請求などのコンバージョンを主に目的にします。目的が決まれば、その目的を具体的な数字で表す目標を決めることができます。
コンバージョンが目的なのであれば、コンバージョンに関する目標を設定しましょう。1回あたりのコンバージョンを獲得する単価を目標として定めると広告の良し悪しを判断しやすくなります。
目的がコンバージョンのとき、1回あたりのコンバージョンにいくら広告費を使ってもいいことはないですよね。そのため、広告アカウントを構築する前に必ず、「1回あたりのコンバージョンを◯円で獲得する」といった目標 CPA を決めるのが重要です。
CPA は、コンバージョンを目的に広告を出すときに優先して見なければならない数字
広告運用は目的思考で取り組むことが大事です。コンバージョンが目的のときは、まずコンバージョンに関するデータに注目します。
注目するデータは、使用した広告費と広告費を使って獲得したコンバージョン数、コンバージョン1件あたりに使った広告費である CPA の3つです。
CPA は Google 広告だと「コンバージョン単価」と呼ばれます。コンバージョン単価が目標 CPA より低いときは良い結果といえますよね。
ただ、目標 CPA よりコンバージョン単価が高い場合は、そのまま広告を出し続けると赤字になるので、広告を改善しなければなりません。
どれだけクリック率が高くて、平均クリック単価(広告1回のクリックの平均単価)が低くても、目標 CPA よりコンバージョン単価が高いままだと結果は悪いとの判断になります。
もちろん、平均クリック単価やクリック率も大事な指標です。例えば、コンバージョン単価が高くなる原因の1つは平均クリック単価の高騰なので、平均クリック単価は高いよりは低い方がいいです。
ただ、最優先で見るデータではありません。インプレッション数やクリック率、平均クリック単価などのデータは、広告費、コンバージョン数、CPA に問題があるときに確認しましょう。
目標 CPA を決める方法
目標 CPA は、物販のような「サイトで売上が発生するビジネス」と、サービス業のような「問い合わせや資料請求をしたのちに売上になるビジネス」で決める方法が異なります。
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