このページは、外部サイト
Google Analytics 日本版 公式ブログ の情報をRSSフィード経由で取得して表示しているため、記事の一部分しか表示されていなかったり、画像などが正しく表示されなかったり、オリジナル記事が意図したデザインと異なっていたりする場合があります。
完全な状態のオリジナル記事は 「
Firebase デモ プロジェクト のご紹介」 からご覧ください。
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「
Introducing the Firebase Demo Project」を元に構成しております。
「すべての学びは経験に由来する」 - ジョン デューイ
先日ご紹介したように、
Firebase は Android、iOS、およびモバイルウェブ向けの開発を支える、統合型アプリ プラットフォームです。開発のスピードアップ、アプリの品質向上、ユーザー獲得と利用の活性化、そしてアプリの収益化に役立つさまざまなツールが盛り込まれています。Firebase について学習するためのリソースは、Google が作成した
ドキュメント、
ガイド、無料のトレーニング コース(
Android /
iOS)から、さまざまな助言が得られる
Firebase コミュニティまで、豊富に用意されています。しかし、やはり実践を通した学習に勝るものはありません。そこでこの度ご用意したのが、Firebase のあらゆる機能を実際のデータで確認できる「Firebase デモ プロジェクト」です。Firebase デモ プロジェクト は、本日よりどなたでもご利用いただけます(アクセスは
こちらから)。
Firebase デモ プロジェクトには、ゲームアプリ「Flood-It!」のデータが収録されています。Flood-It! は実際に公開されているアプリ(
Android /
iOS)で、指定された手数以内で盤面を一色に塗りつぶすパズルゲームです。つまり Firebase デモ プロジェクトでは、一般的なアプリ内課金型ゲームのデータを、サンプルとして使用できるのです。具体的には次のような情報が含まれます。
- Analytics: アトリビューション データ、主要なイベント、コホート、目標到達プロセスに関するレポート。これには、アプリの初回起動(インストールと同等と考えて問題ありません)やアプリ内課金などについてのデータが含まれます。
- Remote Config: アプリの動作や外観を制御するパラメータと、各パラメータ値を配信するユーザー セグメントを定義した条件。
- Test Lab: テスト結果。Test Lab はアプリの品質保証に役立つ自動テスト機能で、さまざまな端末と OS の組み合わせで動作テストを手軽に行うことができます。
- Crash Reporting: アプリ内で発生したさまざまな障害の詳細(コールスタックや端末情報など)。
- Notifications: 再エンゲージメント促進のためユーザーに配信された通知キャンペーンのデータ。これには、各キャンペーンのメッセージの送信件数、開封件数、貢献したコンバージョンの件数などのデータが含まれます。
Firebase Demo Project: Analytics ダッシュボード
「リリース以来、私たちは Firebase の多彩な機能を利用した実践的なエクスペリエンスの構築に取り組んできました。無料で無制限に利用できるモバイルアプリ向けの解析ソリューションの Firebase Analytics は、その中でも特に重要な機能です。Firebase デモ プロジェクトは当社のこういった取り組みに大きく役立っており、Google アナリティクス デモアカウントと同様に、Firebase デモ プロジェクトを組み込んだトレーニング プログラムも提供できるようになっています。こういった実践的なプログラムは、クライアントに Firebase に習熟していただく上で大きな役割を果たしています。」 - Ben Gott 氏(Periscopix 社アナリティクス ディレクター)
独学に最適
Firebase デモ プロジェクトは、Firebase の多彩な機能やレポートについての学習に最適です。たとえば次のようなことが可能です。
- Firebase Analytics のすべての標準レポートを、Flood-It! アプリの実際のデータが入った状態で参照
- Firebase Analytics の各種レポートにさまざまなフィルタを適用して詳しく分析
- 価値の高いユーザーの獲得に貢献している広告キャンペーンを確認
- 発生したクラッシュ(障害)とエンドユーザーへの影響を把握し、原因を調査
- Firebase Console から配信された通知について、目標到達プロセスの全貌を確認
- Remote Config のパラメータを参照して、ターゲティング パラメータによる値のばらつきを確認(特にステージングのためのフィーチャー フラグや割合ターゲティング、カスタマイズのための Analytics オーディエンス ターゲティング)
- Firebase Test Lab で行った物理および仮想デバイスでのテスト結果を参照
教育プログラム
Firebase の使用方法を教える立場の方は、ぜひデモ プロジェクトをカリキュラムに組み込んでみてください。たとえば、実際にデモ プロジェクトのデータを扱う、実践的な演習課題を設けることが可能です。
デモ プロジェクトへのアクセス
デモ プロジェクト を利用、または詳細を確認される場合は、こちらの
ヘルプ記事をご覧ください。サポートが必要な場合や、デモ プロジェクト をさらに便利にするアイデアをお持ちの場合は、ぜひ
Google アナリティクス コミュニティに投稿してください。Firebase の新しい機能を開拓し、理解を深めていく上で、デモ プロジェクトが皆様のお役に立つことを願っております。
Happy analyzing!
投稿者: Deepak Aujla / Steve Ganem(Google アナリティクス チーム)