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Googleの間違いに一言あるんだ

基本的に僕は、誰かしらのあら探しをしたいわけじゃない。この問題についても、特にGoogleを責めるのが目的ではない。だけど、この検索業界の巨人は勢いづいているのだから、たぶんささいな不平の1つや2つくらい受け止めることができるんじゃないかと思うんだ。Googleにどんな問題があるのかを、簡潔に優しく的を射た形で書いていくつもりだ(他の誰かのサイトで起きたかもしれないことすべてを効果的に分析するのは難しいから、とても自分を中心とした話になるけどね)。

  • 僕が数週間前に書いたとても人気のある記事「多数のサイトでGoogleツールバーの表示ページランク表示が急落」(の原文)が、まだこの記事を書いている時点でGoogleのインデックスに入っていないんだ

    Yahoo!はすでにインデックス済みだし、Liveにも入っている。Googleのスパイダーは何度も来ているのに……どういうことだ? 1000件近い被リンクだってあるんだぜ。

  • ちょっと見て……。順位が落ちてしまっていたお薦めSEO事業者のページ(Recommended List of SEO Consultants, Experts, Firms & Service Providers)を、以前のページから今のページに301リダイレクトしたら、「recommended list」での順位が2位に戻ったんだよ。

    僕は、CSSによる隠しコンテンツが多すぎることで、ペナルティを課すという見解には従うつもりだ。でも以前のページでCSSを使ってコンテンツを隠していたのは、ページがばかでかくならないよう各企業のリストにドロップダウンを使っていたからだ。ユーザーにとって良かれとやっていることなのに、そんなことでペナルティを課すなよ!

  • Googleツールバーで表示するSEOmozのトップページのPageRankスコアが7から6に落ちた。これは、有料リンクのサイトが打撃を受けた2日前の状況ではなく、PageRankの通常更新の際に起きたことだったので、僕は自然な降格だと推測していた。

    ところが、今日ウェブマスターツールにログインしたら、トップページの被リンクが数か月前にチェックしたときよりも1万件近く増加していたんだ。すごく怪しいように思うんだけど。

  • Webmaster Central Toolsに至っては、このPageRankとかの表示って何なのさ?

    Webmaster Tools Links

    と思ったら、このPageRankやアンカーテキストの表示はFirefoxのアドオン「SEO Link Analysis Extension」によるものだった。コメントのおかげで、自分がどれほど間抜けに見えていたかわかったよ。

  • Webmaster Centralの「外部リンクのあるページ」や「内部リンクのあるページ」のセクションには、なんで並べ替えオプションがないんだ? Excel形式でダウンロードできるのは知っているよ。だけどそれはどっちかというと面倒だし、ひとりのプログラマが20分くらいで追加できる程度の機能に見えるんだけどな。色んな人が実装してほしいって言っているんだよ……。

  • ブログ検索はなぜあんなに役に立たないんだ? 僕がSEOmozに新しい記事を掲載してから10秒も経たないうちに、まだ誰もリンクしていないコンテンツのコピーを3つ、しょうもないスパムブログで見つけることができた。だけど、コンテンツ掲載から数日経っても、ブログ検索では僕の記事を見つけることができない。

    そもそもGoogle Readerの統計によれば、僕らはウェブ上でトップ50には入るくらいのフィード購読者があるはずなのに(Techcrunchの集計データはこちら)。

  • リンク価値の受け渡しから有料リンクを除外することに真剣だったら、「SEO」という言葉でこのページはどこにもランク入りしないだろう。そのドメイン名とそのページに誰がリンクしているのか、そしてなぜリンクしているのか、考えてみてくれ。この「有料リンクネットワーク」の類がウェブに与える影響については、多数の明白な事例があり、まだ誰もそのことを晒す記事を書いていないとは信じ難い(技術的にはSEOChatが同様のことを行っているが、長年にわたって彼らは首位にあり、自然発生リンクのメリットも数多く獲得している)。

    本当は誰がここでランク入りすべきか、知っているよね? もちろんこの人(Googleのマット・カッツ氏)だ。彼はYahoo!とLiveとの両方で、トップ10に入っているよ(笑)。

  • デイブ・ネイラー氏が「SEOmoz.com」から「SEOmoz.org」に301リダイレクトしているのに、いつまでも.comのほうがインデックスされている問題と、英国Googleの検索結果で他サイトのおかしな検索結果が入り込んでおかしくなっている問題について書いている。君たちが、何が起こっているのか理解するのに時間がかかるのは良くわかった。でもまだ解消してないんだぜ。これらの問題の1つは、もう半年も前の話なのに!

    ※Web担編注 どちらの問題も現時点では解決しているようだ。
  • randfish seomoz」での検索は、関連する結果を返しているだろうか?

  • dark side of wikipedia(wikipediaの暗黒面)」での検索も、関連する結果を返しているだろうか?

  • そして「keyword difficulty(キーワード難易度)」で検索した結果も、関連性の問題に帰結する(これは著作権侵害の可能性があるが、その心配はサラに任せよう)。

  • 僕らのサイト以外で「SEOmoz」に言及している検索結果は243万件あるというのに、なぜ「&filter=0」をパラメータに指定しても最大893件までしか表示できないんだ?

よし、もっとたくさん言いたいことはあるけど、たぶん今晩はもう十分だよね。だけど、ここで読者に1つお願いがある。みんなと共有できるサイトについて、君の個人的な不満をコメントに書いてほしい。共通の課題が発生していることを知るのは、大いに価値があると思うんだ。

用語集
CSS / Google / PageRank / SEO / アンカーテキスト / インデックス / スパイダー / ダウンロード / ドメイン名 / フィード / ページランク / リンク / 外部リンク / 検索エンジン / 被リンク
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