SEOのプロなら知っておかなければならないHTMLタグ ほか10記事(海外&国内SEO情報)
日本語で読めるSEO/SEM情報
- SEO効果は100で割ってみる集客数の見積もり方法
(Sphinn Japan Blog)Google AdWords キーワードツールでの月間検索数データを基に、SEOの費用対効果を計るユニークな計測方法。キーワードのマッチタイプ、想定クリック率/コンバージョン率で結果は変わるだろうが、考え方が参考になる。
- サイトから削除するわけにはいかないけど検索結果には表示させたくない場合は……
(αSEO(アルファSEO))運営上必要だが、検索結果に表示させたくないWebページの設定方法。(1) metaタグ、(2) robotx.txt、(3) Googleウェブマスターツール/Yahoo!検索サイトエクスプローラー、(4) .htaccessの4つの方法を説明。
- CMSによってSEOの効果に違いはありますか?
(SEO&SEM 五足の靴)MTがいいのか、WordPressがいいのか、はたまた通常のHTMLサイトがいいのか。よくある質問の1つ。HTMLソースコードのレベルで言うなら、CMSではなくテンプレートに左右される。
- ヤフーのサイトエクスプローラーやlinkコマンドではnofollowでもリンク元が表示される
(SEO塾の公式ブログ)ヤフーとグーグルのlink:コマンド、およびGoogleウェブマスターツールとヤフーのサイトエクスプローラーで調べるバックリンクには、nofollowの付いたリンクも表示される。したがって、正確なバックリンクリサーチにはならないことに注意。
ちなみに、FirefoxのSEO Link Analysisというアドオンを使うとウェブマスターツール内のnofollow外部リンクを黄色の取り消し線で表示できる(ただし、やや正確さに欠ける)。
- Googleのサイトリンクについて触れている特許が存在していた
(F.Ko-Jiの「一秒後は未来」)ミニバージョンも登場したサイトリンクだが、サイトリンクが出現するアルゴリズムに関連する特許が取得されていた。納得のいく表示条件もあるが、特許で述べられているようには実装されていない要素も目立つ。特許はあくまでも特許ということか。
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
- SEOのプロなら知っておかなければならないHTMLタグ
(Sphinn)SEOコンサルタントであるエドワード・ルイス氏が、SEOコンサルタントを名乗るなら精通しておかなければならないHTMLタグを解説した。
これ自体は、詳細な解説記事でまったく問題ないのだが、「SEOにかかわるなら精通は必須」と言い張ったことに対し、「開発者でないのなら、必ずしもすべてを知っている必要はない」などと反論が相次ぎ、ディスカッションが白熱した。
- Google Analyticsの古いJavaScriptコードをまだ使っているサイト=全体の40%
(Royal Pingdom)10,000のWebサイト対象に調査した結果、Google Analtycsを使っているのが50%。そのうち40%が、古いurchin.jsのコードを使い続けていた。
Google GAチームのスポークスマンのコメントによれば、今すぐにurchin.jsのサポートを終了する予定はないが、今後追加される最新機能は2007年12月にリリースされた新しいga.jsでしか動作しないので、早めの切り替えを推奨するとのこと。
読者で古いコードのままのサイトがあれば、ページ更新のタイミングにあわせるなどして早いうちに張り替えておくといいだろう。
- URLには「ハイフン(-)」と「アンダースコア(_)」のどちらを使うべきか
(YouTube)グーグル、マット・カッツ氏がYouTubeビデオで、URLに「ハイフン(-)」と「アンダースコア(_)」のどちらを使うべきかという質問について解答。
すでにアンダースコアで運用していてうまく機能しているなら、そのままでOK。ただし、ハイフンは単語を分けるセパレータとして扱われるのでハイフンを使ったほうがいいとのこと。
日本語サイトではURLにキーワードを入れるケースが限られているので、関係する状況は少ないかもしれない。また、マット・カッツ氏はWordCamp 2007のスピーチで、ハイフンとアンダースコアを同じように取り扱うようになったと発表したが、その後変更があったということか。
- ローカル検索SEO
(Search Engine Watch)場所を表すキーワードを含まない検索でも、地図を表示するようになったGoogleのユニバーサル検索。マップにリストされるためのローカル検索SEOも重要になってくるだろう。ローカル検索SEOの基本は次のとおり。
- 会社名・店舗名とともにタイトルにキーワードを入れる(例:銀座のケーキ屋 - ○△□)
- 説明文にキーワードを豊富に書く
- 画像やビデオを登録する
- クーポンや割引券をリストに入れる
- レビューサイトの評価もチェック(Google日本が利用するレビューサイトは公式ブログで確認)
- グレーなSEO対策済みサイト vs. マジメな高品質サイト
(WebmasterWorld)「相互リンク、リンク購入、わずか10記事だけ、それらを記事投稿サイトにも投稿、ドアウェイページあり」のグレーなSEOを施したサイトと、毎日中身のある記事を数回アップし、ブログ、ビデオ、RSS、メール、twitterなどでプロモーションし、自作自演の被リンク集めをしないマジメに運用したサイトの検索結果を比較。
結果は、なんとグレーSEOを実施したサイトの完全勝利。ホワイトハットSEOを実践しているサイト管理者には切ない実験結果。
※編注:ただしマジメに運用したサイトのドメイン名は購入したものなので前歴は不明。また、それぞれのサイトで作られた記事のコンテンツも明らかになっていない。
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