インタレストマッチを利用するノウハウ
インタレストマッチを利用するノウハウ
その後、フォーラムでは、ヤフー株式会社メディア事業統括本部 広告本部 広告プロダクトマーケティング部の高田 徹氏によるインタレストマッチ活用の方法のセッションや、インタレストマッチをすでに利用している広告主によるパネルディスカッションなどが行われた。
詳細をレポートしても長くなるので、上記2件のセッションから得られた知見を箇条書きで紹介しておこう。インタレストマッチを利用する際に生かしてほしい。
インタレストマッチが支える次世代セールスプロモーション
ヤフー株式会社 メディア事業統括本部 広告本部 広告プロダクトマーケティング部 高田 徹氏
スポンサードサーチは検索連動型広告なので、ユーザーは「検索している人」。しかし、インタレストマッチはコンテンツページを閲覧しているユーザーに対して表示されるので、対象となるユーザーの違いを理解しておくのが大切。特に広告文の作成で、ユーザーとに関係のあるものであることを示し、目立つことが大切。
スポンサードサーチではキーワード選びが重要だったが、インタレストマッチではクリエイティブ(どんな広告文にするか)が重要になる。
成功している広告の多くでは、ユーザーがもっている興味と広告内容がいかに関連するか、どんなサービスであるかをちゃんと説明している。
広告作成のパターンは2とおり考えられる。認知度がある商材では、サービス内容を訴えかける方法が良い。認知度がない商材では、ユーザーの興味に訴えかける方法が良い。
成功している広告に共通してみられる手法は、①タイトルに入札キーワードを含む、②タイトルと説明文にサービスやブランドの説明を含む、③「無料」「格安」が入っていたり具体的な価格表記がされている、④その他具体的な数字が提示されている、⑤カッコを使って装飾している、⑥「○○していませんか?」などの疑問系を使っている
インタレストマッチでは、複数の広告を設定しておくと効果の高い広告を自動的に表示するA/Bテスト(広告テスト機能)や、月額予算を設定して配信量をコントロールする機能が容易されているので、それをうまく活用するのがポイント。
パネルディスカッション「インタレストマッチ先進ユーザー活用事例」
検索連動型広告に比べると、2けた違う爆発的な広告表示回数になる場合があるので、月額予算設定を必ず指定しておかないと、大変なことになる場合がある。ただし、掲載順位が3位以下になると圧倒的にインプレッション数が減るので、上位表示するために入札価格の調整が必要。
キーワード選びは検索連動型広告とはまったく異なる視点ですること。検索連動型広告で効くキーワードとインタレストマッチで効くキーワードは異なるので、キーワード調査やテストが重要。
検索連動型広告はニーズが顕在化している状態のユーザーに対して表示されるが、インタレストマッチはニーズが顕在化していないユーザーに対して表示されるので、ユーザーの状態を想定した広告クリエイティブが重要。また、ランディングページも同様に、潜在ニーズに応えるクリエイティブが重要。
インタレストマッチは、検索連動型広告とバナー広告の中間に位置するもの。潜在層にリーチして量を取りに行ける。
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