SEO Japanの掲載記事からピックアップ
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
- グーグルは不正なリンク構築を絶対に許さない
(Google Webmaster Central Help Forum)検索結果での順位を上げるために意図的にリンクを不正操作するスパム行為に対して、グーグル社員が公式ヘルプフォーラムで次のようにコメントしている。
悪質なリンクに対処するための対策を私たちが行ったとしても、そのサイトがインデックスから完全に姿を消すとかsite:検索で表示されなくなるとか、そんなふうなハッキリと目に見える形での結果が必ずしも現れるわけではない。
しかしそうは言っても、検索結果の質を維持するためにも断固たる策を講じるし、リンクの不正操作は、ウェブマスターが(ペナルティから)復活するのがもっとも困難な違反だ。
リンク操作がバレたとしてもすぐにペナルティを受けるとは限らないようだ。しかし見逃してもらっているとタカをくくるのも危険だ。リスクがますます高くなってきていることは、理解しておくべきだろう。
- あなたのサイトでクリスマスプレゼントの購入をお客がためらう12の理由
(Econsultancy)クリスマスが間近に迫り、かきいれどきを迎えているネットショップも多いと思う。追い込みに入るに当たって、参考になりそうな記事を見つけたので紹介する。クリスマス商品を買おうとしているユーザーに購入をためらわせてしまう要因をEconsaltancyブログが、12個リストアップしている(元記事のタイトルは「10の理由」となっているが細かく見ると12個ある)。
- 配送が遅い
- 到着までの期間がサイトに明記されていない
- 配送状況をチェックできない
- 問い合わせ先がない
- 連絡手段に「電話」を選べない
※急ぎの客は電話連絡を望むかもしれない。メールの場合でも何日以内に返事をするか書いておく。 - 電話をかけると長々と待たされる
- メールの返信が遅い
- 実店舗で返品・交換できない
※実店舗があるときは通販で買ったとしても返品・交換を受け付けるようにするべき - 返品手続きが複雑である
- 返品手数料や返品配送料を払わせる
- 品切れしていることが購入するときにわからない
- 難癖をつけて返品を受け入れない
※開封したりいったん使用したりした商品であっても返品を受理するべき
見直しが必要な項目がないかチェックしてみよう。
- アドワーズキーワードツールがリニューアル
(Inside AdWords)グーグルアドワーズ広告のキーワードツールは、新しいバージョンが2010年9月の下旬に正式公開されていたが、これがユーザーのフィードバックを受けてさらに改善された。
主な改良点は次のとおりだ。
- 特定のキーワードを含むまたは含まないように指定してフィルタできるようになった
- 選択したキーワードで再検索できるようになった(類似した結果)
- より関連性の高い候補のみ表示できるようになった
- あとで取り出しやすいように目印としてスターマークを付けられるようになった
- Excelやアドワーズエディターにコピー&ペーストしやすいようにテキストで表示できるようになった
公開直後の新バージョンには使いづらさを感じたユーザーも多かったようだ。個人的には改良版は随分と使いやすくなった気がする。これで検索ボリュームの数値が正確ならば文句ないのだが、どうであろうか。
今回の機能改善に関しては、AdWords日本語版 公式ブログでもキーワード ツール - 機能改善のお知らせとして日本語での説明が迅速に公開されている。
- 画像検索のインデックスがスピードアップ
(Official Google Blog)グーグルは、画像検索のインデックス速度が向上したことを公式ブログで公表した。WebmasterWorldのメンバーの観測によれば、新しく公開した画像は3~4日で検索結果に出てくるようになったそうだ。
グーグルは検索インフラストラクチャを6月に刷新し(“カフェイン”と呼ばれる)、ウェブ検索ではほぼリアルタイムに新規ページをインデックスし検索結果に反映するようになっている。それに比べると画像検索のインデックス速度はまだ遅いが、以前はインデックスされるのに月単位で時間かかっていたことを考えると、かなり高速化されている。画像をコンテンツとして提供し画像検索からのアクセスが多いサイトのWeb担当者には朗報である。
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