ショック!? グーグル著者情報に写真が表示されなくなった
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ショック!? グーグル著者情報に写真が表示されなくなった
モバイルのユーザー体験を最優先した決断 (John Mueller on Google+)
検索結果の著者情報から顔写真とGoogle+のフォロワー数の表示を撤廃したことを、グーグルのジョン・ミューラー氏はGoogle+で通知した。
モバイル検索のユーザー体験を向上させることが主な目的だ。検索結果を見やすくするとともに、モバイルとデスクトップのユーザーインターフェイスの一貫性を保つためだという。
ただし著者情報の機能自体を廃止したわけではない。正しく設定してあれば著者名だけは表示される。
写真が出ないのは正常なことなので、出なくなったからといって困惑する必要はない。
残念な変更に感じるコンテンツ作者もいるだろうが、グーグルにとってはモバイルも含めたユーザー体験のほうがずっと重要な問題なのだろう。
大量のURL変更をグーグルに速やかに認識させる方法
特効薬なし (WebmasterWorld)
こんな質問がWebmasterWorldフォーラムに投稿された。
サイト全体で数百万ページあり、そのなかの10万ページほどのURL構造を変更した。
301リダイレクトで適切に処理しているが、URLの変更を、できる限り早く認識させるにはどうしたらいいだろうか。
新しいURLがインデックスされているのに、301が認識されていなかったとしたら古いURLとの重複コンテンツが発生してしまう。検索トラフィックを少しでも失いたくないので、好ましい状況ではない。
サイトマップには新しいURLだけを記述して、グーグルの自然なクロール処理に任せるしかないとも考えるのだが、何か良い方法があるだろうか。
フォーラムモデレータは次のようにコメントを返した。
URLを変更した私の過去の経験からいうと、グーグルは新しいURLを発見するとむさぼるようにクロールする。結果として、古いURLをクロールして301リダイレクトを処理するまでに、一定の期間、重複コンテンツがほぼ間違いなく発生する。
必ずしもということではないが、URL構造を変えた間は多少の順位下落を覚悟しておいた方がいい。でも私の経験からすると、301リダイレクトを正しく設定できていれば、順位は必ず完全に元に戻るだろう。
古いURLをサイトマップに記述しておけば、それを見たグーグルがクロールして301の処理が早まるという憶測も昔はあったけれど、試したことはない。リダイレクト元のURLがサイトマップにあるとウェブマスターツールにエラーがレポートされるので、良い方法ではないと私は思う。
「新しいURLだけをサイトマップに記述して、あとは待つ」のが私の推奨だ。
「新しいURLだけをサイトマップに記述して、あとは待つ」というモデレータの意見に、筆者も賛成だ。質問者がすでに考えている以上の手立てはないであろう。
グーグルによるクロールと301リダイレクトの処理に任せるしかない。サイトの規模が多ければ大きいほど、処理が完了するまでの時間が長くなるのは仕方がないだろう。
こう考えると、本当にそうすることに大きな価値がないのであれば、URLを変更すべきでないといえる。
Chrome拡張機能のPage Analyticsでウェブページでのユーザー行動を分析
グーグル純正のGoogleアナリティクス サポートツール (Analytics & Optimization)
グーグルは、「Page Analytics(ページ・アナリティクス)」というGoogle Chromeの拡張機能を公開した。
Page Analyticsを使うと、Chromeで閲覧しているページのGoogleアナリティクスデータを、ページを開いたままその場で確認できる。
現時点で見られるデータは次のとおり。
- ページビュー数
- ユニーク ページビュー数
- 平均ページ滞在時間
- 直帰率
- 離脱率
- アクティブ ユーザー数(リアルタイム)
- ページ内クリック分析(ユーザーがクリックした場所)
また、データにセグメントをかけたり、以前の期間のデータと比較したりといったことも、その場でできる。
該当ページを見ながら分析できるので、改善点を見つけるのが楽になるだろう。
hreflangの実装状況をレポートする機能がウェブマスターツールに登場予定
グローバルグーグルサイト管理者に嬉しい機能 (Google Webmasters on Google+)
米グーグルのサーチクオリティチームの3人が、Google+でSEOのハングアウトオンエアを開催した。トピックは次の3つのベストプラクティスだ。
- モバイルSEO
- 多地域・多言語サイト
- ウェブスパムにならないために
内容は特に目新しいものではなく、このコーナーでこれまでに扱ってきたものばかりだ。しかし、1つだけ新しいニュースがあるのでそれをピックアップする。
多地域・多言語向けサイトをサポートする、ウェブマスターツールの新機能だ。
多地域・多言語向けサイトでは、「rel="alternate" hreflang="x"」を設定し、各地域と各言語向けページの対応をグーグルに伝える必要がある。しかし正しく設定できているサイトはかなり少ないらしい。
そこで、hreflangの設定状況をレポートするツールをグーグルはウェブマスターツールに提供する予定だ。
現在は、申請した一部のユーザーを対象に試験的に提供されていると思われる。
グローバルサイトを運用するウェブ担当者には心強いツールになることだろう。一般公開を待ちたい。
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