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「サイバーマンデー」のネット売上高、過去最高の26億5,000万ドル、うち日本は15%

ソーシャルネットワーク経由の平均注文額でも、Facebookが114.45ドルと最高額を記録
※「はじめてWEB」は2020年10月13日をもってサービスを終了しました。

歳末商戦のネット売上高についてまとめた調査データを、米Adobe(アドビ)が12月11日に発表した。

「感謝祭(11月の第4木曜日、11月27日)」における全世界でのネット売上高は、2013年比で25%増の13億3,000万ドルだった。

「ブラックフライデー(感謝祭の翌日、11月28日)」は、24%増の24億ドル。

「サイバーマンデー(感謝祭明けの月曜日、12月1日)」は、16%増の26億5,000万ドルだった。

歳末商戦シーズン全体(11月1日~12月1日)を通してのネット売上高は、2013年比20%増の96億ドル。総売上高は前年比14%増の379億ドルに達し、過去最高になった。

なお、それぞれの時期における日本のネット売上高は、感謝祭には3億3,700万ドルで全体の約25%、ブラックフライデーには3億3,100万ドルで全体の約14%、サイバーマンデーには4億800万ドルで全体の約15%だった。

オンラインショッピング売上高と日本が占める割合

モバイルショッピングについては、感謝祭で全体の29%、ブラックフライデーで27%、サイバーマンデーで19%を占めた。

スマートフォンの売上高に占める割合は、ブラックフライデーでは13%まで増加しており、昨年の7%から約2倍に増加している。

なおOSのシェアをみると、ブラックフライデーにおけるモバイル売上高は、iOSがAndroidの4倍だった。

ソーシャルネットワーク経由で直接発生した販売の平均注文額(AOV)では、Facebookが114.45ドルと最高額を記録。第2位はPinterestの93.20ドルで、Twitter経由のネット売上高は平均90.74ドルだった。ソーシャルメディア上でのつぶやきが前月比ベースでもっとも増加したのは「4Kテレビ」だった。

調査概要
  • 実施期間:2014年9月~12月1日
  • 調査ツール:Adobe Marketing Cloud(Adobe Analytics、Adobe Mobile Services)
  • 調査対象:小売、メディア、エンターテイメント、金融サービス、旅行など4,500の電子商取引Webサイト(米国小売業者上位500社のオンラインショッピング売上額の10分の7以上を測定)
  • 訪問者数:感謝祭(11月27日)・ブラックフライデー(11月28日)=3億5,000万、サイバーマンデー(12月1日)=4億
参考リンク

Web担先生と初心者君のやさしいニュース解説

初心者君

すごい。こんな大きな売上高のデータ、なぜこんなに早く出せるんですか?

Web担先生

これはね、アドビの提供する解析サービスを使っているサイトのデータに基づいているんだ。

初心者君

へー。

Web担先生

以前は「サイトカタリスト」と呼ばれていた高機能アクセス解析ツールなんだが、聞いたことないかな?

初心者君

名前だけなら。

Web担先生

今は「アドビ・アナリティクス」という名前になっているんだが、そのサービスなどを利用している企業のなかから、約4,500のECサイトのデータを集計処理しているということだ。

初心者君

なるほど。

Web担先生

でもね、アクセス数でのモバイル比率を考えると、ちょっとEC購入でのモバイル比率が低く見えるよね。

初心者君

たしかに。まだ買い物はパソコンって感じなんですかね?

Web担先生

そうかもしれないね。このデータからだけだと、正確には判断できないけどね。

※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました

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