顧客分析ツール「RFM分析いいお客様Pro」を、オズシステムが12月26日に「V2.7」にバージョンアップした。
「RFM分析いいお客様Pro」は、顧客管理(顧客分析)ツール。「最新購買日」「購買頻度」「購買金額」などで顧客を分析する「RFM分析」や、10等分でグループ分けを行う「デシル分析」などにより、ビジュアルなExcelシートを自動作成するWindowsソフトウェアだ。
ユーザーのRFM値を過去にさかのぼりながら時系列に把握できるほか、RFM値範囲を最大256通り自動増減させることにより、最適なRFM値範囲を見つけることができる。
さらに、顧客分析した結果に基づき、内蔵のDM宛先印刷/メール配信機能からメール発信・DM送付を行える。
最新版では、メール配信依頼で、指定期間以上経過していないメールは配信しない機能を追加。これにより、短期間にメールを送付してスパムメールと誤認されるのを防ぐことができる。また、デシル分析の計算時間が約10%高速化されたとのこと。
「RFM分析いいお客様Pro」のダウンロード販売価格は、3万8,000円(税別)。体験版も利用可能。365日間に使用期間が限定されている「RFM分析いいお客様Pro365」は、9,333円(税別)。
参考リンク
RFM分析いいお客様Pro
RFM分析いいお客様Pro無料体験版
オズシステム
Web担先生と初心者君のやさしいニュース解説
「RFM分析」とは、「Recency(直近のいつ購買したか)」「Frequency(どれぐらいの頻度で購買しているか)」「Monetary(どれぐらいの額を購買したか)」という3つの軸で既存の顧客をグループ分けして分析する手法だ。
えーと。
たとえば、「結構な頻度で、かなりの金額を買ってくれていたのに、最近は買ってくれていない」お客さんがいたら、君ならどうする?
「最近どうしてますか、こんな商品を仕入れました、サービスするから来てくださいよ」と声をかけたいですね。
でも、その声がけは、今も継続してよく買ってくれている人にはしたくないよね?
そりゃ、何もしなくても買ってくれるなら、無理に割引するべきじゃないですからね。
既存のお客さん全員に、同じような対応をするのではなく、それぞれのお客さんがどんなタイプかにあわせて対応するために、RFM分析を使うんだね。
もっというと、「頻繁に・いっぱい買ってくれる」良い常連さんを増やすために、ですよね。
うむ。もちろん、分類の仕方も、どのグループの人にどう対応するべきかも、業種や商材によって違うんだけどね。
でも、おもしろそう。ちゃんとアクションに結びつけるのはちょっと難しいかもしれないですが、やってみたい分析ですね。
お、顧客分析に興味をもったね。いいことだ。
※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました
RFM分析って?