Webページの表示や画像などにメモを付けて共有できるサービス「AUN」の提供を、フォノグラムが6月1日に開始した。利用は無料で、ユーザー登録も不要。メモページはパスワードで保護することも可能。
「AUN」(あうん)は、“ビジュアルコミュニケーションツール”の名称で提供されており、「あうんの呼吸で意思疎通ができる」ことから命名されたという。WebページのURLや画像などを登録し、それに対してメモを入力・保存し、内容を共有することが可能。グラフィックデザインやWebサイト制作などでのやりとりを想定している。
メモを付ける対象の登録方法は、次の3種類が用意されている。画像データは登録時にトリミングを施すことも可能。
- 「ページキャプチャ」:入力したURLアドレスの画面をAUNが自動的に画像化して保存する
- 「PC内の画像」:PCに保存されている画像ファイルをドラッグ&ドロップ(またはファイル選択)で登録する
- 「クリップボード」:現在クリップボードにある画像をペーストできる
登録をすると画像が表示されるので、メモを追加できる。メモ対象の場所はドラッグして囲むなどで指定できる。
最後に右上の「保存」ボタンを押すと、個別の短縮URLが発行される。このURLを相手に伝えることで、画像とメモが共有できる仕組みだ。
データの保存期間は7日間。なお、このURL先は閲覧のみで、メモを追加したり編集したりすることはできない。
また、URL発行時にパスワードを設定することもできる。
参考リンク
ビジュアルコミュニケーションツール「AUN」(あうん)
フォノグラム
Web担先生と初心者君のやさしいニュース解説
私も使ってみたが、URLを指定するだけで自動的にページを画像にしてくれるのは便利だね。メールアドレス登録なども必要ないし。
でも、受け取った側がメモに返信したりできると、もっといいですよね。
そうだね、「対応済み」のようなチェックもできて、未対応のコメントだけ表示するような機能も欲しいところだね。
あと、何回も使ってると、以前に自分が付けたメモのURLがわからなくなりそう……。
そうだね。無料で簡単に使えるのはすばらしいけれども、できれば登録して便利に使いたいという人もいるかもね。
ですよねー。まぁ、そのあたりは今後に期待ですね。
こういうサービスは「Webアノテーションサービス」や「Webアノテーションツール」とも呼ばれるのだけれども、これ以外にもいろいろあるので、調べてみるといいと思うよ。
はーい。
※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました
便利ですねー。