プレゼン資料をデザインする前に。資料の6つの要素とは
プレゼン資料の骨子ができたら、いよいよデザインに取り組みます。PowerPointの使い方をご存じのビジネスパーソンはたくさんいますが、デザインに関しては知識がない方がほとんどです。だからこそ、デザインを学ぶことは大きな武器となります。
Chapter5 STEP2 資料作成 後編
Lesson30 [デザインの定義]
プレゼン資料のどこをどのようにデザインするか考えよう
○デザインには2つの役割がある
デザインというと、「センスが必要なもの」と考える方が多いようです。かく言う私も、数年前まではその1人でした。2014年にプレゼン資料のデザインの仕事に携わるまでは、デザインは「センスで装飾してカッコよく見せること」だと思っていました。
しかし、デザインについて学べば学ぶほど、その考えが変わりました。もちろん、デザインにおいて「センス」は重要なのですが、その前に「ルール」があることに気づいたのです。デザインは、「センスで装飾してカッコよく見せること」と同時に、「ルールで整理してわかりやすくすること」でもあるのです。本書ではそのルールについて詳細に説明します。〔図表30-1〕
▼「デザイン」で大切なのはセンスよりルール
「センス」を身につけるのには時間がかかりますが、「ルール」は覚えればすぐに使えます。本書では、デザインの「ルール」にフォーカスしてお伝えします。
○プレゼン資料を構成する6つの要素
プレゼン資料は、主に「文字」「図形」「グラフ」「画像」「配置」「色」という6つの要素で構成されます。次のLessonから、各要素のデザインルールについて、ひとつひとつ詳細に解説します。〔図表30-2〕
プレゼン資料は「文字」「図形」「グラフ」「画像」「配置」「色」の6つの要素で構成され、それぞれにデザインのルールがあります。
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難しそうに思えるかもしれませんが、ITの知識やデザインのセンス、プレゼンの経験がなくても理解できるように配慮しているので心配不要です。
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