「プレゼンの基本型」に当てはめるだけで「聞き手を動かす」プレゼン資料が簡単に作れる
流れのあるプレゼンづくりを実践する際、まずはホールパート法やプレップ法を試してみましょう。この2つに慣れてきたら、さらに伝わる「プレゼンの基本型」を活用します。プレゼンの基本型を使うことで、聞き手に「伝わる」だけでなく、聞き手を「動かす」プレゼンをつくることができます。
Chapter3 STEP1 内容設計
Lesson12[プレゼンの基本型]
「プレゼンの基本型」で聞き手を動かすプレゼンにする
○「プレゼンの基本型」に当てはめるだけでOK!
「プレゼンの基本型」は、ホールパート法をベースに、より聞き手の行動を促せるように改善した「型」です。 「要点」と「詳細」の項目はホールパート法と同じですが、さらに「導入」「詳細の前振り」「詳細の振り返り」「具体案」の4つの項目を追加しています。
「プレゼンの基本型」に当てはめれば、プレゼンが伝わるだけでなく、聞き手を行動に促せるようになります。〔図表12-1〕
▼「伝わるプレゼン」と「動かすプレゼン」
○「プレゼンの基本型」の構成
「プレゼンの基本型」は、下図のように「導入」→「要点」→「詳細の前振り」→「詳細」→「詳細の振り返り」→「要点」→「具体案」の流れで構成されます。ホールパート法との大きな違いは、最後の「具体案」です。この「具体案」があるか否かで、聞き手を行動に促せる確率が大きく変わります。〔図表12-2〕
次のLessonから、各項目のポイントを解説します。
ホールパート法をベースに改善した「プレゼンの基本型」。大きな違いは、聞き手を行動に促すための「具体案」の存在です。
「伝わるプレゼンができた」で満足しない
ホールパート法やプレップ法でも伝わるプレゼンを実施することは可能です。しかし、多くのプレゼンの目的は、聞き手を「動かすこと」にあるはずです。「伝わる」だけで満足せず、「プレゼンの基本型」で聞き手を「動かす」ためのプレゼンを目指しましょう。
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