国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。
海外&国内SEO情報ウォッチ

グーグルSEOスターターガイドが刷新、SEO初級者にフォーカス

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グーグル検索SEO情報②

グーグルSEOスターターガイドが刷新、SEO初級者にフォーカス
でも上級者も必読 (グーグル 検索セントラル ブログ) 国内情報

グーグルはSEOスターターガイドを刷新した。「刷新」と表現するにふさわしい更新で、具体的には前のバージョンからは次のように変わっている:

  • 初心者に焦点を当て、SEO を学び始めたばかりの人が重点的に取り組むべきトピックだけを扱う

  • 業界用語や冗長な説明を削除

  • 大半のセクションを核となる要素のみに凝縮し、いくつかのセクションを削除

  • 用語や概念をより理解しやすいように説明

  • トピックやベスト プラクティスの背後にある「なぜ」を詳しく説明

一方で、新たに追加されたセクションもある。個人的には、「Google が重要でないと考えること」が気に入った。いわゆる「SEO都市伝説」を否定している。

新しいSEOスターターガイドは日本語版も公開済みだ。SEO初級者を焦点に当てたとはいえ、SEOに取り組むのであれば、知識・技能レベルに関係なく必読だ。

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  • すべてのWeb担当者 必見!

検索の仕組みを解説するYouTube動画シリーズが始まる
エピソード1は検索の3プロセス (How Search Works on YouTube) 海外情報

グーグル検索の世界をわかりやすく説明するYouTube動画シリーズが始まった。登場するのは、グーグル検索チームのゲイリー・イリース氏だ。

エピソード1では導入として、グーグル検索の基盤となる次の3つのプロセスを解説している:

  1. クロール
  2. インデックス
  3. 検索結果の配信

動画視聴者の対象はSEOを始めたばかりの人だろう。イリース氏は英語で話しているが、日本語字幕を利用できる。

字幕を日本語に設定
「歯車アイコン → 字幕 → 日本語」で日本語字幕を表示できる
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  • SEO始めたばかりの人向け(SEO上級者は気にしなくていい)

グーグル検索のクロールとは? 動画でわかりやすく解説
検索の仕組み動画シリーズの第2弾 (How Search Works on YouTube) 海外情報

ゲイリー・イリース氏による検索の仕組み動画シリーズの第2弾「クロール」だ。次のトピックをイリース氏が解説している:

  • クロールとは
  • URL検出
  • Googlebotとは
  • フェッチとレンダリングとは
  • サイトマップ(便利なウェブサイトツール)

SEOを施策するうえで重要な用語も出てくる。特にSEO初級者はこの動画も視聴しよう。

「歯車アイコン → 字幕 → 日本語」で日本語字幕を表示できる
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  • SEO始めたばかりの人向け(SEO上級者は気にしなくていい)

2024年2月のGoogle検索オフィスアワー: スパムアップデートの影響を受けた場合の通知、 大規模サイトでのクロール、インデックス対策、過去検出した URL の再クロールなど
ヘルプコミュニティPEによるURL変更のベストプラクティスの解説付き (グーグル検索オフィスアワー on YouTube) 国内情報

2024年2月のグーグル検索オフィスアワーを、あんな氏がYouTubeで公開した。あんな氏が回答した質問は次のとおりだ。

  • スパムアップデートの影響を受けた場合の通知(18:56
  • プロフィールページの構造化データ(20:00
  • 大規模サイトでのクロール、インデックス対策(21:13
  • 過去検出した URL の再クロール(23:15
  • 別の店舗がスニペットに表示されている(24:48
  • クロールバジェットのリソース配分(26:22
  • 「サイト名・サービス名」ワード(27:49
  • 複数のブログ記事が重複ページとして扱われる(29:32

上記再生時間の部分からのリンクは、その質問の再生が始まるシーンに直接ジャンプするようにしてある。

なお、Q&Aの前に、検索セントラルヘルプコミュニティのプロダクトエキスパートとして、高野氏と筆者が2人でURL変更のベストプラクティスを解説した。ぜひこちらも視聴してほしい。

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  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

検索エンジンの利用ボリュームは2026年までに25%減少⤵️!?
生成AIにとって代われれる (Gartner) 海外情報

従来型の検索エンジンの利用ボリュームは、2026年までに25%減少する

ガートナーがレポート『Predicts 2024: How GenAI Will Reshape Tech Marketing』で上記のように予測している(レポートの発表は2023年11月27日、調査レポート自体はこちらを参照)。

以下では、元記事の内容を筆者の言葉でかみ砕いて解説していく。

検索エンジンの利用が減る理由としてガートナーが挙げているのは、検索マーケティングがAIチャットボットやその他のバーチャルエージェントにシェアを奪われることだ。

その背景にあるユーザー行動の変化は、これまでならば検索エンジンで調べていたようなことを、生成AIを用いたプロダクトで調べるようになること。つまり、生成AIが代替的な回答エンジンとして機能するようになっていくのだという。

生成AIによるこうした変化によって、企業はマーケティングチャネル戦略を見直す必要がでてくる可能性がある。

また、生成AIがコンテンツ制作コストを削減することで、キーワード戦略やウェブサイトのオーソリティ評価などの手法にも影響が及ぶとガートナーは見込んでいる。おそらく、AI生成コンテンツの増加に対応して、検索アルゴリズムはコンテンツの質をさらに重視するようになると考えられる。オーガニック検索での成功には、実用性と品質が依然として重要だからだ。

またガートナーは、AIで生成したコンテンツを識別できるように政府が規制していく可能性もあるとしている。その実現可能性はかなり低いのではないかと思われるが、もし現実になれば、検索エンジンがコンテンツをどう表示するかにも影響してくるだろう。

いずれにせよ企業は、「専門性、経験、権威性、信頼性」といった要素をもつことをわかりやすく示し、独自性と実用性に富むコンテンツの制作に企業は注力する必要が出てきそうだ。

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  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

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