目指せ最強データ分析チーム 「アナリティクス サミット 2018」4/18（水）開催

ＩｏＴやＡＩブームの中で、多くの企業はデータ分析の専門家や専門チームを設けて、「分析力を武器とする企業」を目指しています。しかし、単発的な成果は出せても、それを継続していくことは簡単ではありません。なぜならば、これら専門家や専門チームを日本企業の体制や風土に融合させることは容易ではないからです。
本講演においては、昨年11月に出版した「最強のデータ分析組織　～なぜ大阪ガスは成功したのか～」の内容を紹介しながら、日本企業においてデータ分析チームを花形組織にしていくために越えなければならない壁と乗り越え方を伝えたいと思います。

大阪ガス情報通信部ビジネスアナリシスセンター所長。1989年、京都大学工学部数理工学科卒業。1991年、京都大学大学院工学研究科応用システム科学専攻修了。1991年、大阪ガス入社。1998年、米ローレンスバークレー国立研究所でデータ分析に従事。2011年から現職。2013年、日経情報ストラテジーが選出する「データサイエンティスト・オブ・ザ・イヤー」の初代受賞者に。大阪大学招聘教授を兼任。2018年4月1日より現職。

リクルートジョブズ流SEO組織のチャレンジTownWork、FromA、とらばーゆ、はたらいくなどの求人メディアを運営しているリクルートジョブズ。それら求人メディアのSEO組織の体制や取り組みをご紹介します。

佐々木 敦史 氏

1984年生まれ。MRやエンジニア、Webディレクター、ライター、編集、マーケターを経て、2015年にリクルートテクノロジーズに中途入社。リクルート各社のメディアのSEOを担当し、現在は、リクルートジョブズにてSEO組織を牽引。

中級

DMPは既に構築済みですか？また構築したDMPを使いこなせてますか？アユダンテのQuick DMPは、リタゲのためだけのデータ収集ではなく、アクションを見据えた分析ダッシュボードを構築し、定点観測とアドホック分析を織り交ぜながらDMPを活用していきます。今回はそれらをどのようにQuickに行っていくか、事例を交えながらポイントをご紹介していきます。

企業のマーケティングや営業、経営、IT、データ分析に携わる方

一般的なDMPの活用から一歩踏み込んだ他社の活用事例を知ることが出来る

DMPの導入検討を進めたい
DMPの導入がうまく進んでいない、改善したい
DMPの活用をさらに促進したい
データ統合を推進したい
システム内製による課題を解決したい

2016年3月アユダンテへ加入。前職は分析ツールNo 1ベンダーのTableau Japanにて技術コンサルタント職を担当。それ以前は複数の外資系BIツールベンダーにて技術コンサルタント職やプロダクトマーケティング職を歴任。過去20年余りの間データ分析およびデータ活用の分野で活動している。

2013年の創業以来、驚異的なスピードで成長を続けているメルカリ。
そんなメルカリの分析部門の組織体制と運営方針、採用戦略などについて包み隠すことなくすべてを明かします。
メルカリは社内/対社外ともに、オープンな情報共有・発信を指向している会社であり、今回の講演でも分析チームを運営する上での哲学や実情、悩みなどについて可能な限りオープンにお話ししたいと思っています。

参考記事：メルカリの分析チームとは？その全ての疑問にひとつひとつ答えます

2016年メルカリ入社、社内の豊富なデータを活かして国内/米国の両事業の企画支援・戦略立案を行う一方、データ分析チームのマネージャを務める。
外資系戦略コンサル、スタートアップ取締役を経たのち、データサイエンスに興味を持ち30歳でプログラミングの勉強を始める。好きな言語はPython。
分析実務者の集うイベント "Data Analyst Meetup Tokyo" を主催。
1984年生まれ、早稲田大学理工学研究科卒 工学修士。

脱初級・中級・上級

専門的な知識は必要ございませんが、データ分析の基礎知識をお持ちの方や施策実行、検証の経験がある方

大量データやテクノロジーは使うものの、成果が上がらない企業も多く存在します。成否を分ける鍵は、単なるデータ分析だけではなく、 背景にあるニーズを読み解き、顧客体験の企画・設計が出来るかどうかです。

本講演ではデジタル行動観察ツール「ユーザグラム」を活用し、 顧客改善を実践された企業様の実例を基に、カスタマードリブン・マーケティングを実現する「デジタル行動観察」を紹介します。

マーケティング、Webサイト担当、事業開発、サービス企画などの部門の方

トップダウンでのデータ分析と、ボトムアップでの業務転換を両立している、カスタマードリブン・マーケティングの先進企業の事例をご紹介します。
上司や関係者からの依頼を含め、アイディアが多数ある中で何をやるべきか迷われるときに、やるべきか、やらなくてよいか施策の効果を見極める方法をご紹介します。

・DMPやMAを導入した（したい）が、活用に不安を感じている。
・顧客ごとにコミュニケーション最適化を図りたい。
・カスタマードリブンな文化を取り入れたい。

京都大学工学部を卒業後、株式会社ビービットに入社。
ユーザー中心アプローチによるネットマーケティング手法の開発や、金融機関、大手保険企業などへの コンサルティングに携わる。
現在は、企業が科学的にマーケティングを行って確実に成果を創出するための効果測定ツール「ウェブアンテナ」および新サービスのデジタル行動観察ツール「ユーザグラム」の事業運営に携わる。

TSUTAYAでは店舗展開とともに、映像配信の「TSUTAYA TV」、宅配レンタルの「DISCAS」、ネット通販のEC、ライフスタイルキュレーションの「T-SITE」、そしてオムニチャネルなど、多岐に渡るネット事業を展開しています。横断組織としてデータを司るサービス基盤推進ユニットでは、オンラインとオフラインのデータを融合したデータ基盤を作り、お客様に1to1マーケテイングができる仕組みを構築し進化をし続けています。1to1でのユーザー体験をデータからどう作っているのか、新たな取り組みや、組織、プロジェクト事例をご紹介いたします。

ナムコにてテーマパークの企画や新人教育などを担当。ウォルト・ディズニー社で10年間インタラクティブメディア部門の企画部隊を統括、その経験をまとめた著書『ディズニー流 感動を生む企画の秘密』がある。2011年からCCCへ。TSUTAYAのネット事業でリニューアル戦略やマーケティングなどを担当し、アクセス解析や顧客行動解析などを統括。社内事業コンサルティングやUX改善、横断的なレコメンドプラットフォーム開発等を総轄している。上級マーケティング解析士。

資生堂は古くから顧客を「One to One」の視点で捉えるマーケティング施策を実践してきました。「ワタシプラス」はインターネットで資生堂の「One to One」マーケティング実践の核となっています。「ワタシプラス」は、商品や美容情報から購買まで「商品やブランドと顧客を結び付けるプラットフ ォーム」と位置づけられています。
この「ワタシプラス」で会員情報やユーザーの行動データ、オフラインでの行動履歴を統合し、DMPを構築することで、顧客一人ひとりを理解するように努めています。
しかし、社内に蓄積されていたデータを統合するのは容易ではなく、また昨今のモバイルアクセスの増加など、顧客行動の統合には多くの課題がありました。
組織としても十分な技術人材、分析人材がいない中、どのようにこの統合を進め、ビジネス活用につなげていくのか？ 資生堂の取り組みの成果と課題について共有します。

資生堂ジャパン株式会社EC事業推進部ECプランニンググループ。ランカスター大学大学院卒。ネットイヤーグループ株式会社などでの勤務を経て、2012年4月、資生堂に入社。