COMELとヤフーがデジタルサイネージでのネット広告の効果を実証する実験を開始
効果的な連携方法を検討して新たなターゲティング広告商品やコンテンツを開発
2009/4/9 19:38 マーケティング/広告
ソフトバンクグループ会社でデジタルサイネージ(電子看板)関連事業のCOMEL(コメル)と、ヤフーは、COMELが福岡市で運営しているデジタルサイネージ「福岡街メディア」で、インターネット広告の効果を実証する実験を4月1日開始した、と4月9日発表した。7月31日まで。「Yahoo! JAPAN」のコンテンツと広告を配信し、視聴者の属性と配信されたコンテンツと広告の視認率を、ディスプレー近くに置いた顔認識カメラと顔認証技術を使った広告価値測定システムで計測する。広告がどの程度認知・理解されたかは、アンケート調査で把握。それぞれの結果をベースにデジタルサイネージの効果を定量・定性的に検証する。
両社は、インターネットとデジタルサイネージの効果的な連携方法を検討し、デジタルサイネージに適した新しいターゲティング広告商品やコンテンツの開発を行う。ヤフーは、さまざまな端末からのネット利用を促進する「Yahoo! Everywhere構想」を提唱してコンテンツと広告の配信を推進。今回の実験の結果を基にデジタルサイネージ事業での具体的な展開を図って行く方針。福岡街メディアは、福岡市内の交通機関、コンビニ、ドラッグストア、大型商業施設などを中心に主要な生活動線上に設置した500面を超えるデジタルサイネージメディア。
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