インターネット利用状況調査のビデオリサーチインタラクティブは、4~6月のPCとモバイルのインターネット広告出稿動向をまとめ、8月25日発表した。4~6月に出稿されたPCインターネットのバナー広告の推定広告費は約442億円で、モバイルインターネットのピクチャー広告の推定広告費は約71億円。PCの広告がモバイルの6倍だった。業種別では、PCはIT業種が39.8%、製造業が15.3%で、両業種で過半数を超えた。モバイルはIT業種が61.6%。中でもモバイルコンテンツサービスが39.2%を占めた。
自社広告を除いた推定広告費上位の商品種類では、PCが住宅関連情報、ソフトウェア、普通自動車の順に多く、モバイルは、書籍・コミック<携帯>、趣味・娯楽(携帯ゲームなど)<携帯>、着せ替え・待ち受け・文字・デコレーション素材<携帯>、音楽関係<携帯>など携帯コンテンツが上位となり、この4商品の合計で52.2%。モバイルインターネット広告はモバイル関連業界が中心になっている現状が浮き彫りになった。
自社広告を除いた推定広告費上位の広告主は、PCがマイクロソフト、ディーエイチシー(DHC)、リクルート、サントリー、本田技研工業の順で、大手企業が上位に入っているのに対し、モバイルはインフォコム、エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ、Bbmfといったモバイル関連企業が上位を占めた。
ビデオリサーチインタラクティブ
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