Facebook利用企業は半年で24% → 84%に「第2回ソーシャルメディア活用企業調査」AMNが調査

8つのソーシャルメディアを対象に調査。1位は2月調査に続き日本コカ・コーラ

カンバセーショナルマーケティングのアジャイルメディア・ネットワーク(AMN)は、企業のソーシャルメディア活用調査「第2回ソーシャルメディア活用企業調査」の結果として、日本のソーシャルメディア活用企業トップ50リストを9月7日に発表した。第2回の活用企業1位は、前回に続き日本コカ・コーラとなった。

ソーシャルメディア活用企業調査は、企業のソーシャルメディアサービス群全体への取り組みを明らかにすることを目的とした調査。第1回は2011年2月に発表されたが、震災やmixiページの誕生など、この半年でソーシャルメディアを取り巻く環境が大きく変化したことから、8月時点でのデータをもとに最新の活用企業リストを作成した。

調査は、TwitterやFacebook、mixi、GREE、モバゲータウンといった日本を代表する3つのSNS、動画共有サイトのYouTubeやニコニコ動画といった8つのソーシャルメディアを対象に行い、それぞれ登録利用者数や動画の再生回数などを指数化した。

日本国内のソーシャルメディア積極活用企業トップ10

ソーシャルメディア活用企業トップ50のサービス別の利用率は、Twitterの100%が1位で、50社とも何らかの形でアカウントを開設していた。Fecebookの利用率は、第1回調査の24%から84%へと大きく上昇し、Facebookページの開設が半年間で急速に進んでいることがうかがえる。mixiも2月の34%から58%へと大きく上昇しているが、8月31日のmixiページの提供開始が影響しており(mixiページのみ9/6時点での数値を採用)、今後さらに増えることが考えられるとしている。

トップ50企業のソーシャルメディアサービス別の利用率

前回同様、調査対象のアカウントには、キャンペーン期間中のみの運用で終了したものもあったが、今回の調査結果においては8つのソーシャルメディアすべての利用率がアップしており、現在のところ、企業における利用はアカウントの停止ペースよりも開設ペースの方が上回っているという。

調査概要
  • 対象サービス:Twitter、mixi、GREE、モバゲータウン、Facebook、ブログ、YouTube、ニコニコ動画
  • 調査方法:各サービスの企業アカウントやチャンネルにおけるフォロワー数、登録数、動画再生数などを合算し、指数化。
  • 調査対象企業:日本顧客を対象に事業を営む大企業約300社を対象に調査を実施。メディア企業、ネット企業については調査の主旨からリストの対象から除いた。
  • 調査時期:2011年8月時点でのデータをもとに調査(mixiページのみ9/6時点での数値を採用)。

第2回ソーシャルメディア活用企業調査
http://agilemedia.jp/pressrelease/amn250facebook2484.html

アジャイルメディア・ネットワーク
http://agilemedia.jp/

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