NTTデータがソーシャルメディアでの観光スポットの話題量を測定する新サービス開始

「Twitter」全量データとディープラーニングなどで30万件の観光スポットを自動抽出

NTTデータは、ソーシャルメディアでの観光スポットの話題量を測定する新たなサービスを2月15日に始めた、と同日発表した。国内旅行やインバウンド(訪日外国人旅行)観光向けで、旅行・観光業界や地方自治体などを対象に展開する。「Twitter」の全量データ、ディープラーニング(深層学習)技術と、Twitterのアカウントを機械学習エンジンや言語解析エンジンで分析するNTTデータのプロファイル推定エンジンを組み合わせ、30万件の観光スポットを自動で抽出する。従来は表記の揺れや略称から正確な解析が難しかったが、正式名称にマッチングする。

このサービスは、NTTデータが保有する全言語のTwitterデータを対象に、日本の観光スポットや観光コンテンツに関する話題量を計測する。話題になっている観光スポット・観光コンテンツがどのような国籍、年代、性別、嗜好(しこう)性のユーザーに取り上げられているか把握でき、国内の隠れた観光資源の発掘にもつながる。78ヵ国・地域のユーザーを分析するため、インバウンド向けデータにも利用が可能になる。旅行中に加えて旅行前や後の投稿を解析し、訪日意欲が高いユーザーやリピート候補への1対1のターゲティング広告配信への活用も期待できる。

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