クレジットサービスのクレディセゾンは、デジタルマーケティング支援事業を手掛けるオムニバスの発行済み株式を100%取得して完全子会社にした、と4月25日発表した。クレディセゾンが構築したビッグデータ基盤「セゾンDMP(データマネジメントプラットフォーム)」が保有する各種データを活用したビジネスの強化を図る。オムニバスが持つ広告関連技術やノウハウが、最適な情報配信と広告事業の拡大に役立つと判断した。
オムニバスは2008年8月の設立で、動画広告やディスプレイ広告など運用型広告を中心に立案から配信まで請け負うほか、動画コンテンツマーケットプレイス「VISM(ビズム)」を展開している。クレディセゾンはセゾンDMPを2016年5月に構築し、パーソナライズした情報配信と、法人向けマーケティングソリューションを提供。実社会とウェブの購買データが蓄積・活用できる。オムニバスの買収でデータビジネスを本格展開する。
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