セランがクラウド型マーケティング自動化ツール「xross data」にSMS配信機能を搭載

携帯電話番号でメッセージの送信が可能、郵送よりコストを抑制、99.9%の高い到達率

インターネット関連ソフト開発のセランは、同社が開発・展開するクラウド型マーケティング自動化ツール「xross data(クロスデータ)」にSMS(ショートメッセージサービス)配信機能を搭載し、10月30日に提供を始めた、と同日発表した。電子メールアドレスが分からなくても携帯電話番号でメッセージが送信可能になり、郵送のダイレクトメールのハガキよりもコストが抑えられ、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの各携帯電話事業者との直接接続で99.9%の高い到達率が確保できる。1通15円で送信した分だけの従量課金となる。

xross dataは、1対1のコミュニケーションでECサイトの販売力を強化するマーケティングツールで、オンラインの行動ログ、企業が保有する会員の属性データと、xross dataで分析したCRM(顧客関係管理)情報を組み合わせ、メールや「LINE」、ウェブのプッシュによって最適なコミュニケーションを自動化する。SMS配信機能によって、さまざまな方式を網羅する配信基盤に活用できるようになった。行動ログに基づくレコメンド系メッセージはメールやLINE、督促や配送完了の重要メッセージはSMSを利用するなど、業務で使い分けられる。

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