ビービットがシーケンス分析クラウド「USERGRAM」の「AI suggest機能」をアップデート

アルゴリズムと解析基盤の見直しで精度向上、「ユーザごとのページ注視度」モデル追加

デジタルマーケティング支援のビービットは、同社が展開するシーケンス(行動の順序や流れ)分析クラウド「USERGRAM(ユーザグラム)」で提供しているAI(人工知能)活用の「AI suggest(サジェスト)機能」をアップデートする、と1月24日発表した。アルゴリズムと解析基盤を見直して精度を高め、より正確な判断を可能にする。

USERGRAMは、定量的なアクセス解析ではできなかったユーザーの行動分析に基づくUX(ユーザーエクスペリエンス)=ユーザー体験=の企画支援を実現するサービス。AI suggest機能は、ウェブサイト内のページや流入元ごとのコンバージョン(最終成果)への貢献度を機械学習で判定・表示する仕組みで、2018年秋に提供を始めた。

AI suggest機能の画面イメージ

今回、AI suggest機能のアルゴリズムを改善して「ユーザごとのページ注視度」をモデルに加えた。これによって貢献度判定の精度が向上し、ユーザーの関心がさらに正確に評価・判断できるようになる。解析基盤自体も刷新したことから今後、この機能の強化に向けた開発を加速し、正しく精緻なユーザー理解につなげていく。

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