KPIソリューションズが中国WeChatでの「広告ポイント」管理とクーポン発行を実現

中国企業と業務提携して「Mobsmart Point Exchange」を展開、ポイントモールでも利用

ウェブマーケティング事業のKPIソリューションズは、運用型広告で消費者に「広告ポイント」を提供する同社の「Mobsmart Point Exchange」を、5月18日から中国で提供する、と4月20日に発表した。ファイナンス・テクノロジー企業の上海訊聯数据サービスと業務提携し、広告ポイントを発行してSNSアプリ「WeChat」で管理し、「WeChat Pay」などの決済アプリで使われる一連のプロセスを一元管理する。

Mobsmart Point Exchangeは、運用型広告を経由して消費者がコンバージョン(CV=最終成果=)すると、リワード(報酬)として広告由来の「Beney Point(ベニーポイント)」を付与する世界初のサービス(国際特許申請済み)。中国の消費者は貯めたBeney Pointを、WeChatアカウントと連動したウォレットで管理し、実店舗で使える各種クーポンに交換したり、アプリと連携するポイントモールで利用したりできる。

WeChatは中国のインターネット関連大手、テンセントが提供して11億2000万人(2015年11月時点)のユーザを持つ中国最大規模のSNSアプリ。中国でビジネス展開したい企業は、ネット人口が日本の約10倍の中国市場でMobsmart Point Exchangeの広告ポイントを活用して、顧客獲得による売上拡大や、データドリブン(データ分析に基づく行動)マーケティングを展開できる。

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