HubSpotがマーケティング対象コンタクトだけの課金「マーケティングコンタクト」導入

無料の顧客管理システム「HubSpot CRM」活用の際の手間を軽減、手作業での管理が不要

マーケティング・セールス支援ソフト開発の米国HubSpotの日本法人、 HubSpot Japanは、マーケティング活動の対象となるコンタクトだけを課金対象にする新しい価格体系「マーケティングコンタクト」を導入する、と10月22日発表した。同社が提供する無料の顧客管理システム「HubSpot CRM」を活用する際の手間を軽減する。

HubSpot CRMはコンタクトを100万件まで無料で登録できる。しかし同社のマーケティング支援ソフト「Marketing Hub」有料版の利用を始めると、HubSpot CRMに登録する全てのコンタクトがメール配信や広告表示の対象になり、課金が発生。これを避けるには、対象外のコンタクトの登録をやめるなど手作業での管理が必要だった。

そのため今回、マーケティング活動の対象にするコンタクトをマーケティングコンタクトとして設定可能にし、価格設計が情報の一元管理を妨げにないようにした。メールの配信エラーがあったり、メールマガジンの購読をやめたりしたコンタクトを識別して提案。これらを活動の対象外に登録することで課金対象から除外できる。

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