2021年最もユーザーが利用していたメディアはYahoo Japan。YouTubeは利用時間で1位に【ニールセン調べ】
ニールセン デジタルは、「ニールセン デジタルコンテンツ視聴率(Nielsen Digital Content Ratings)」のデータをもとにした「Tops of 2021: Digital in Japan」を発表した。2021年の日本におけるインターネットサービス(デジタルメディア)の利用について、平均月間リーチ(利用者%)、平均月間GRP(Gross Rating Point:世帯視聴)、平均月間利用時間シェアに基づき、トップ10をランキング化した内容だ。
- 【2021年テレビ視聴率総まとめランキング】土曜プレミアム「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」が「ハウルの動く城」「もののけ姫」を抑えTOPに!
https://webtan.impress.co.jp/n/2021/12/27/42152 - テレビでの動画視聴、10~20代では「Amazon Prime Video」9%を「YouTube」14%が上回る
https://webtan.impress.co.jp/n/2021/11/22/41949
Yahoo Japanはネット利用者の約7割が利用
まず平均月間リーチ(利用者%)が最も高かったのは「Yahoo Japan」で68.9%が利用していた。以下「Google」65.1%、「LINE」56.8%、「YouTube」56.5%が続く。これらサービスは日本の過半数が利用していることとなる。またシニア世代のデジタル利用拡大により、いまだ利用者数の増加を見せているという。
平均月間GRP(Gross Rating Point:世帯視聴)においては、「YouTube」が37,570%と圧倒的な強さを見せた。平均月間利用時間シェアにおいても、「YouTube」は36.0%に達しており、2位の「LINE」10%の4倍近い利用時間となっている。
「ITビジネス」「女性誌」「新聞社」という種別で、各サイトの平均月間リーチを見ると、ITビジネスでは「Impress Watch」7.7%、女性誌では「Jisin.jp」2.0%、新聞社では「ASAHI SHIMBUN DIGITAL」10.2%がそれぞれ1位だった。なおこれらのジャンルは、35~49歳の層が特に利用しており平均を大きく上回っていた。
調査概要
- 【調査内容】「ニールセン デジタルコンテンツ視聴率」のデータ(BrandおよびSub-Brandレベルでの集計)
- 【対象】18歳以上男女(PCとモバイルの重複を除く)
ソーシャルもやってます!