Webブランド調査2021-秋冬、1位「楽天市場」に続きトップ7をネット専業サイトが独占【日経BPC調べ】
日経BPコンサルティングは、「Webブランド調査2021-秋冬」の結果を発表した。2021年10月中旬に調査を行い、38,271人が回答している。
「Webブランド調査」は、日本の主要500サイトを、「アクセス頻度」「サイト・ユーザビリティ」「サイト・ロイヤルティ」「態度変容:製品・サービス」「態度変容:企業活動」「行動喚起」の6つの指数でユーザーが評価し、「Webブランド指数(WBI)」を算出した内容。「2018-秋冬」から半年ごとに年2回調査を行っている。
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総合トップ5は同じ顔ぶれ、急上昇は「スタバ」や「じゃらん」
それによると、Webブランド指数(WBI)総合ランキング第1位は、前回(春夏)に続き「楽天市場」だった。以下2位「Yahoo! JAPAN」、3位「Amazon」、4位「Google」、5位「YouTube」とトップ5は前回と同一だった。第1位の「楽天市場」のWebブランド指数(WBI)は、前回113.0ポイントから3.0ポイント増の116.0ポイントだった。個別指標では「行動喚起」のスコアが171.6ポイントが特に高かった。
トップ7まではネット専業サイトが占めるが、8位からは「サントリー」など一般企業サイトがランクイン。上位トップ3は、8位「サントリー」、9位「キリン」、10位「キッコーマン」だった。このなかでは「キリン」が前回35位から、「キッコーマン」が前回14位からランクをあげている。
サントリーは個別指標で「態度変容:製品・サービス」「行動喚起」が引き続き高い。一方で「態度変容:企業活動」が前回93.7ポイントから30.0ポイント減の63.7ポイントとなった。
2位の「キリン」は、トップページのリニューアルにともない「態度変容:製品・サービス」が17.1ポイント増の83.6ポイントとなり、500サイト中第2位と高評価を得ている。
前回から今回にかけてのスコア上昇で見ると、「スターバックス コーヒー ジャパン」「じゃらんnet」「東京メトロ」がそれぞれ10ポイント以上を加算した。「スターバックス コーヒー ジャパン」は6つの個別指数すべての評価が前回を上回ったという。
調査概要
- 【調査対象】企業や団体が運営する日本の主要500サイト
- 【調査方法】全国20歳以上のインターネット・ユーザー(日経BPコンサルティングの提携調査会社の調査モニター)がインターネット調査により評価を回答。
- 【調査期間】2021年10月8日~15日(半年ごとに年2回実施)
- 【有効回答数】38,271人
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