「ブランド・ジャパン2022」1位はYouTubeが三連覇、3位に日清食品が浮上【日経BPC調べ】
日経BPコンサルティングは、ブランド価値評価調査「ブランド・ジャパン2022」の結果を発表した。「ブランド・ジャパン」調査は、国内で使用されているブランドを、一般生活者とビジネス・パーソンが評価する調査プロジェクト。2001年に第1回調査を実施し、今回で22回目を迎える。
一般生活者編では、「フレンドリー(親近性)」「コンビニエント(利便性)」「アウトスタンディング(卓越性)」「イノベーティブ(革新性)」という4指標により、ブランド価値の「総合力」を算出。ビジネス・パーソン編では、「先見力」「人材力」「信用力」「親和力」「活力」の5指標と5つの「企業評価項目」によりブランド価値の「総合力」を算出している。
総合トップ5中2社が入れ替わり
その結果、一般生活者編「総合力」ランキングでは、前年1位の「YouTube」が90.8ポイント(偏差値)と前年の88.0よりさらにスコアを上げて3年連続の首位となった。「フレンドリー(親近性)」は31位、「アウトスタンディング(卓越性)」は48位だが、「コンビニエント(利便性)」で6位、「イノベーティブ(革新性)」で1位を獲得している。
2位以下には、「Google」(前回2位)、「日清食品」(前回6位)、「無印良品」(前回4位)、「楽天市場」(前回80位)が続く。そのほかトップ10圏内では、カップヌードル(前回20位)、サントリー(前回48位)が順位をあげた。日清食品は、主要ブランドのカップヌードルが50周年を迎え過去最高の売上を記録しており、商品単独ブランドでもランクインしている。
総合力の前回との差分を見ると、16.6ポイント上昇した「楽天市場」(前回80位)が1位。以下「湖池屋」(前回110位)、「チキンラーメン」(前回174位)、「セイコー」(前回278位)、「PayPay」(前回95位)が続いた。
調査概要
- 【調査期間】2021年11月10日~12月5日
- 【調査対象】
- 一般生活者(18歳以上の男女)
- ビジネスパーソン(18歳以上の有職者)
- 【対象ブランド】
- 一般生活者:企業、商品・サービスブランド20×50組=1000ブランド
- ビジネスパーソン:企業ブランド10×50組=500ブランド
- 【調査方法】それぞれのブランドに対するさまざまなイメージを、Yes/Noで直感的に回答
- 【回収数】
- 一般生活者:41,000サンプル
- ビジネスパーソン:21,000サンプル
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