IASが統合ソリューション「Context Control」利用者に「コントロールパネル」を提供開始

コンテクストターゲティングのROIを明確に把握、管理画面でプランニングや最適化が可能

デジタル広告検証・不正対策・最適化ソリューション事業の米国Integral Ad Science(IAS)は、同社のブランドセーフティ・適合性統合ソリューション「Context Control(コンテクストコントロール)」の利用者向けに「コントロールパネル」の提供を始める、と5月18日発表した。コンテクスト(文脈)ターゲティングの価値と投資収益率(ROI)がより明確に分かる。

広告主はコントロールパネルによって、ターゲティングを使った広告キャンペーンの戦略的プランニング、アクティベーション(行動喚起)、評価に基づく最適化が管理画面で可能になる。コントロールパネルは①コンテクストコントロール「セグメント・カタログ」②コンテクストターゲティング 「レポーティング」③同「プロファイル」--の各ツールを提供する。

①はコンテクストコントロールの400以上ある既存セグメント(ブロックとターゲティング)が1カ所で容易に見付けられる。②はターゲティング・セグメントの成果に関し、ビューアビリティ(実際に閲覧可能な状態だった表示)、リーチ、運用型広告配信の結果に焦点を当てた洞察を提供。③は希望する全ターゲティング・セグメントを1つのプロファイルにまとめられる。

コンテクストコントロールは、ウェブページなどオンラインコンテンツの文脈、感情、情緒を自然言語解析と機械学習で分析し、ブランドイメージにそぐわないコンテンツを避けて適合性の高いコンテンツにだけ広告配信が可能なターゲティング機能を搭載。日本語も解析できる。機械学習でのページレベルの分析や言語学者による高精度のターゲティングを実現する。

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