アドビの「Adobe Acrobat」とマイクロソフトの「Microsoft Teams」が連携を強化

PDFを使う作業の流れが効率化、複数関係者のリアルタイムコラボレーション実現

アドビは、同社が展開するPDFファイル作成・編集ソフト「Adobe Acrobat」と、マイクロソフトのコラボレーションプラットフォーム「Microsoft Teams」との連携を強めた、と12月9日発表した。コラボレーション機能が強化され、グループのメンバーからの意見を受け入れやすくなる。文書に関する作業の流れが効率化する。

これまでTeamsでは、PDFを開くためにAcrobatを選択する必要があった。今回、Acrobatを規定のアプリとして開くことが可能になった。Teamsで共有しているPDFをクリックすると、直接Acrobatで見られる。複数の関係者がPDFを同時に閲覧してコメントや注釈を付けるなど、リアルタイムにコラボレーションできるようになった。

Teamsの管理者の設定でAcrobatを既定のアプリにすると、付箋、ハイライトや、フリーハンド描画を含むコメントの追加などの無料機能が使えるようになる。「Acrobat Standard」か「Acrobat Professional」のアカウントにサインインすれば、PDFの結合、保護、エクスポート、整理などの上位機能がTeams上で利用可能になる。

Microsoft TeamsでのAcrobatの無料アカウントと有料アカウントの機能比較
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