全上場企業33業種・3,926社「ホームページ充実度」最新ランキング発表、食品1位は「キリン」【日興アイ・アール調べ】

「分かりやすさ」「使いやすさ」「情報の多さ」から評価、「説明会の動画配信」などが拡大。

日興アイ・アールは、「2022年度 全上場企業ホームページ充実度ランキング」の表彰企業を発表した。2003年度に開始し、今年度で20回目。

今回の調査では、全上場企業3,926社のホームページについて、「分かりやすさ」「使いやすさ」「情報の多さ」の3つの視点(50項目)で1次評価を行い、さらにその上位企業1,187社に2次評価(169項目)を行いランキング化している。その結果、総合上位企業496社、業種別(東証33業種)の上位企業5社などが、表彰対象に選定された。

掲載できる情報はすべて掲載する傾向

各業種別の最優秀サイトは以下のとおり。「ニッスイ」(水産・農林業)、「キリンホールディングス」(食料品)、「荏原製作所」(機械)、「コニカミノルタ」(電気機器)、「オリンパス」(精密機器)、「ソフトバンク」(情報・通信業)、「ベネッセホールディングス」(サービス業)など、ほぼ前年と同じ企業ホームページが評価されている。

分かりやすさの項目では、「決算説明会の動画配信」の掲載率が前年の31.6%からさらに上昇し35.5%に達した。「株主総会の動画配信」も掲載率前年10.9%から13.6%に上昇した。使いやすさの項目では、「SSL化によるセキュリティ対応」が対応率87.2%から93.1%、「日本語版サイトのレスポンシブウェブデザイン対応」が対応率73.2%から78.9%に上昇した。こうした項目はすべてここ数年上昇傾向を見せている。

一方、情報の多さの項目では、「中期経営計画説明会等で用いたプレゼンテーション資料の掲載」が前年から5.7ポイント上昇し掲載率34.9%になったのが目立つ。

掲載情報の変遷
特定カテゴリの設置状況の変遷
スタンダード市場部門
グロース市場部門

調査概要

  • 【調査対象】対象企業のコーポレートサイト(商用サイトを除く)
  • 【調査方法】「分かりやすさ」「使いやすさ」「情報の多さ」の3つの視点ごとに選定した評価項目169項目で評価
  • 【調査期間】2022年6月~9月
  • 【対象数】1次評価:全上場企業3,926社、2次評価:1次評価上位企業を対象に1,187社。2次評価対象企業より下記企業を表彰。
    • 総合部門:最優秀/優秀/優良企業 496社
    • 業種別部門:最優秀/優秀企業 業種別5社
    • スタンダード市場部門:最優秀/優秀/優良企業 100社
    • グロース市場部門:最優秀/優秀企業 35社
この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

リテンション
既存顧客との良好な関係を保つこと。それを目的とした施策を、リテンションマーケティ ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]